ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Primera Liga Argentina 2005/2006 Clausura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

リーベル無念…ダレッサンドロの引き戻し成らず。

 1月31日、わずかな望みも可能性も消えた。リーベル・プレートが交渉を続けてきたが、ヴォルフスブルクとの間で話がまとまらなかったため、MFアンドレス・ダレッサンドロの古巣復帰は夢と消えた。

 現在、国内リーグにリベルタドーレスにと絶好調のリーベル・プレートだが、厚くなった選手層にも明らかな「穴」が見える。司令塔のポジションだ。今そこを担える選手は、MFマルセーロ・ガジャルド ( 元アルゼンチン代表 ) のみ。唯一の代役だったMFガストン・フェルナンデスをメキシコリーグに放出した今、ガジャルドの代役を果たせる選手は実質皆無の状態にあった。MFオスカル・アウマーダ ( 元ヴォルフスブルク ) がいるとはいえ、アウマーダは本来司令塔タイプではない。ガジャルドが戦線を離脱したとき、不安要素が顔を出すことになる。

 その不安要素を取り除こうと獲得を試みたのが、ダレッサンドロだった。彼の古巣復帰を心待ちにしていたリーベルプラテンセも、ダレッサンドロがリーベルに来れないと知って、がっかりしているようだ。

 リーベルは他にも、ロシアのルーベンでプレイするアルゼンチン人MFアレハンドロ・ドミンゲスの獲得も狙っていたようだが、こちらも欧州移籍市場の閉鎖によって交渉が成立しないまま終了した。

 今月からリーベルは視野を欧州から国内やメキシコへと移して、ガジャルドと同タイプの選手を探すとみられる。噂では、10年前にリーベルで10番をつけていたMFアリエル・オルテガ ( ニューウェルス / 元アルゼンチン代表 ) も候補にあがっているとかいないとか。

2006年2月1日
ブログサイトマップ