ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜

復活の序曲ぞ、いと煌びやかに… リーベル、6点を奪って圧勝!
予備戦 1st.Leg リーベル・プレート 6-0 オリエンテ・ペトロレーロ

 中南米の最強クラブを決める大会であるコッパ・リベルタドーレスは、1月24日に2006シーズンが開幕。1月24〜26日に予備戦の 1st.Leg が行われた。ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた リーベル・プレート×オリエンテ・ペトロレーロ は、ゴールの山を築いたリーベルが 6-0 で圧勝。グループリーグ進出をほぼ確実なものにした。

 試合は、リーベルの、リーベルによる、リーベルプラテンセのための試合と称しても過言ではないほど、全てにおいてリーベルが相手を上回る戦いをしてみせた。8分にMFガジャルドが積極的にシュートを打てば、14分にはFWファリアスがゴールポストに当てる惜しいシュートを放つなどして序盤から猛攻をし仕掛けていたリーベルは18分、MFホナタン・サンターナが遠めからミドルシュートを放った。ボールは華麗な弧を描いてGKセルヒオ・ガラルサ ( オリエンテ・ペトロレーロ ) の手をかすめて、ゴールネットに突き刺さった。
 その後もMFガジャルドを中心に攻撃を組み立てたリーベルは、37分にFWダニエル・モンテネグロがゴール隅を狙った正確なシュートで追加点をあげると、ここからリーベルの勢いは加速していった。39分、43分と立て続けにゴールを決め 4-0 とほぼ試合の行方を決めると、後半にもさらに2点を追加して合計6点。まだ 2nd.Leg が残されてはいるが、リーベルの予備戦突破はほぼ決定的になった。

 リーベル・プレートは、今月よりダニエル・パサレラ ( 元アルゼンチン代表監督 ) を新監督に招聘。同監督にとっては就任後初の公式戦だったが、重圧などは一切なかったという。新加入のフェラーリ、カセレス、フィゲロアらの積極的な起用や、格下相手とはいえ試合の主導権を握り続ける試合内容からみて、リーベルの改革が着実に進んでいることを感じさせる90分だった。強豪復活の日は、もう遠くないところにあるはず。

 次節 2nd.Leg は 2月2日に行われるが、リーベルの予備戦突破はもう見えている。

 写真; 18分に鮮やかなミドルシュートを決め、喜ぶMFホナタン・サンターナ ( リーベル・プレート / 写真左 ) 。


コッパ・リベルタドーレス 2006 予備戦 1st.Leg (26/01/2006)
リーベル・プレート 6-0 オリエンテ・ペトロレーロ
ファン・パブロ・カッリーソ GK セルヒオ・ガラルサ
パウロ・フェラーリ
フリオ・セーサル・カセレス
ダニーロ・ヘルロ
ルーカス・マレーケ
DF オスカル・エスピノーサ
ドイレ・バーカ
ミゲル・アンヘル・オージョス
ルイス・アルベルト・グティエレス
ホナタン・サンターナ
オスカル・アウマーダ
( アンドレス・サン・マルティン )
ハイロ・パティーニョ
マルセーロ・ガジャルド
( ビクトール・サパータ )
MF リンベルト・ピサーロ
カルロス・アルベルト・ドゥラン
エドゥアルド・メルハール
ネルソン・アゴグリア
( カンポス )
エルネスト・ファリアス
ダニエル・モンテネグロ
( ルシアーノ・フィゲロア )
FW ウリエル・ペレス
( アストゥディージョ )
ファン・カルロス・アルセ
ホナタン・サンターナ 18
ダニエル・モンテネグロ 37
マルセーロ・ガジャルド 39
エルネスト・ファリアス 43
アンドレス・サン・マルティン 46
マルセーロ・ガジャルド 56
ゴール
イエロー
カード
オスカル・エスピノーサ
ネルソン・アゴグリア
レッド
カード
エドゥアルド・メルハール
主審; ルーベン・セルマン ( チリ )
スタジアム; エル・モニュメンタル ( ブエノスアイレス )
ブログサイトマップ