Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 熱狂と歓喜のパルケ・アンタルチカ。パウメイラス、磐石の勝利。
予備戦 1st.Leg パウメイラス 2-0 デポルティーボ・デ・タチーラ
中南米の最強クラブを決める大会であるコッパ・リベルタドーレスは、1月24日に2006シーズンが開幕。1月24〜26日に予備戦の 1st.Leg が行われた。サンパウロのエスタジオ・パルケ・アンタルチカで行われた パウメイラス×デポルティーボ・デ・タチーラ は、2-0 でパウメイラスが勝利した。 試合は、順当な結果に終わった。序盤から攻めたのはパウメイラス。7分にはゴールはならなかったがMFマルシーニョが最初のシュートを放つと、20分にはDFパウロ・バイエルの右からのクロスを受けたMFマルシーニョが、右足で合わせてゴールネットを揺らした。後半にもFWジオイーノのフリーキックがこぼれたところをDFカルロス・ガマーラが押し込んで、2-0 としたパウメイラス。相手にアウェイゴールを与えない有利な結果で次節に望むことになった。 前半を 1-0 で終えたパウメイラスは、「まだ安心できる点差ではない」と判断したエメルソン・レオン監督が、FWエジムンド、MFコヘーアに代えて、FWジオイーノ、MFヘイナウドをハーフタイムに投入。前者は2点目に絡むフリーキックを蹴り、後者は中盤のつなぎ役に徹して、それぞれ活躍した。この試合でも、エメルソン・レオンの巧みな采配が光っていた。 今年は今のところすべての公式戦を勝利している無敵のパウメイラス。エメルソン・レオンには複数のオファーが届いているとの噂もあるが、パウメイレンセ ( パウメイラスのサポーター ) の気持ちを考えれば、リベルタドーレスの終了まではチームに残ってほしいと思うに違いない。
写真右上; 20分、ペナルティエリア内の左側からボレーでゴールを決めたMFマルシーニョ ( パウメイラス / 写真上 ) 。手前はGKレオナルド・モラーレス ( デポルティーボ・タチーラ ) 。
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