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Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 世界一の意地とプライドを保つべく…。サンパウロ、2006年初勝利。
第４節 サンパウロ 2-1 サンカエターノ
サンパウロ州選手権は、1月21〜22日に第４節が行われた。サンパウロのモルンビーで行われた サンパウロ×サンカエターノ は、2-1 でサンパウロが勝利した。 試合は、序盤から動いた。7分にFWグラフィッチのゴールでサンパウロが先制したが、直後の8分にドリブルで相手守備陣を翻弄したFWジンバが同点弾を決め、1-1で前半を折り返した。しかし、57分にMFミネイロが前線に抜け出して勝ち越し弾を決めると、これが決勝点となった。相手の反撃をしのぎきったサンパウロが辛くも勝利をおさめた。 サンパウロは、世界一に輝いた昨年末からわずか１ヶ月間に、FWアモローゾ、DFシシーニョと主力の離脱が相次ぎ、必然的に攻撃力が低下。サンパウロにとっての開幕戦となった第３節は、1-0 でサント・アンドレに敗れていた。FWルイゾン、FWジオバンニなど、新戦力の加入も報じられているが、現状の戦力でも勝っていかなくては、世界一の面目が保てない。そういう意味では、内容こそまずまずでも、勝利という結果は及第点に値するだろう。 対するサンカエターノは、ペリクレス・シャムスカ ( 現大分トリニータ監督 ) に率いられていた2004年を最後にチーム力が低下。昨年はブラジル全国選手権で降格の危険に怯えながらシーズンを戦っていた。スターがおらずとも結果を残してきた組織力をもう一度取り戻さなければ、今年も辛いシーズンになりかねないと思われる。 写真； 7分に先制ゴールを決めたFWグラフィッチ ( サンパウロ ) 。
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