Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 ルシェンブルゴの大胆起用成功!ホドリーゴ・タバタの活躍で連敗阻止。
第4節 サントス 3-2 マリーリア
サンパウロ州選手権は、1月21〜22日に第4節が行われた。サントスのビラ・ベウミーロで行われた サントス×マリーリア は、粘り強い姿勢で貪欲に勝利を目指したサントスがビラ・ベウミーロで勝ち点3を得た。 試合は、FWジェイウソンがいきなり二度の決定機をつくるなど、序盤からサントスが畳みかけた。そして迎えた6分、左を駆け上がったDFクレーベルがクロスをあげると、ゴール前に走りこんでいたMFホドリーゴ・タバタがヘディングで先制点を呼び込んだ。サントスはその後、44分に新加入のFWジョナスが追加点をマークすると、2-2 で迎えた71分、MFホドリーゴ・タバタの間接フリーキックにDFフリオ・マンスールが頭で合わせて3点目を奪った。これが決勝点となり、サントスが接戦をものにした。 ルシェンブルゴの有言実行が、理想の結果をもたらした。先日の発言通りルシェンブルゴ監督は、中盤にMFクレーベル・サンターナとMFホドリーゴ・タバタの2人を初めて先発で起用。この采配がものの見事に機能した。なかでも司令塔としてゲームメイクを任されたMFホドリーゴ・タバタは、1ゴール1アシストと大活躍。地元メディアの採点も 8.0 と非常に高い評価だった。 試合内容も、2度追いつかれたが2度突き放す粘り強さで勝利を呼び込んだ。ここで連敗すると優勝争いから大きく後退するところだったサントスにとって非常に重要な勝利だった。試合後にみせたルシェンブルゴの満足げな表情が、すべてを物語っていた。 写真; FWジョナス ( 写真左 ) の祝福を受けながら、指を天にかざすおなじみのポーズで自らの移籍後初ゴールを祝うMFホドリーゴ・タバタ ( 写真右 ) 。
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