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Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 エメルソン・レオンの超魔術は今年も健在。パウメイラス、開幕連勝！
第２節 マリーリア 1-2 パウメイラス
サンパウロ州選手権は、1月14〜15日に第２節が行われた。マリーリアのエスタジオ・アルフレッド・ジ・カスチーリョで行われた マリーリア×パウメイラス は、後半に２点を奪ったパウメイラスが逆転で勝利をもぎとり、開幕連勝を飾った。 試合は、前半攻めあぐねたパウメイラスに対してマリーリアが43分に先制。ところが、後半主導権を握り続けたパウメイラスは、66分にMFコヘーアのゴールで同点に追いつくと、75分にはFWワシントンが決勝点を決めて、マリーリアを退けた。勝ったパウメイラスは、州選手権開幕連勝で勝ち点を６に伸ばした。 パウメイラスは、名将エメルソン・レオンの下で好調なスタートを切ることに成功している。この日も先発で出場したFWエジムンドは、多少プレイに精彩を欠いたもののMFマルシーニョとの連携でしばしば決定機を演出していた。前節同様、FWワシントンとの途中交代でピッチを退いたが、評価が落ちた印象は全くない。チームも一丸で勝利を目指す、きわめて良い状態にある。 エメルソン・レオンは昨年、就任していたサンパウロを開幕18戦無敗で優勝に導く離れ業をやってのけた名将。そして、今年もまた同様の離れ業をやってのけそうな気配を漂わせている。 ヴィッセル神戸を率いた昨年は、楽天の某社長の思惑ひとつで解雇されたが、ブラジルでの評価は揺るがない。レオンの無敗采配を、今年はパウメイラスで拝むこととしよう。 写真右上； 前節に続いて先発出場を果たしたFWエジムンド ( パウメイラス / 写真中央 ) 。
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