Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 テベス無しでも差し支え無し? コリンチャンス、怒涛のゴールラッシュ。
第2節 コリンチャンス 5-1 ポルトゥゲーザ・サンチスタ
サンパウロ州選手権は、1月14〜15日に第2節が行われた。サンパウロのパカエンブーで行われた コリンチャンス×ポルトゥゲーザ・サンチスタ は、FWニウマールのハットトリックなど計5点を奪ったコリンチャンスが大勝した。 試合は、コリンチャンスのワンサイドゲームだった。6分、GKホナウド ( ポルトゥゲーザ・サンチスタ ) のファンブルしたボールにFWハファエウ・モウラが反応して先制したコリンチャンスは、わずか1分後にもDFフィニーニョのクロスにFWニウマールが頭で合わせて2点目を獲得。FWニウマールは後半にも2点をマークしてハットトリックを達成するなど、攻撃面で相手を圧倒したコリンチャンスが、格下を難なく退けた。 コリンチャンスは、前節の負けを払拭するに値する勝利をおさめることができた。FWニウマールがとくにキレていたが、今コリンチャーノの間で注目度が上がっているのは、FWテベス ( アルゼンチン代表 ) に代わってフル出場を果たしたFWハファエウ・モウラだった。前節からの嫌な流れを断ち切る早い時間帯での彼のゴールは、その後のゴールショーのきっかけにもなった1点だった。また、グスターボ・ネーリ ( ブラジル代表 ) に代わって出場したDFフィニーニョも2アシストを記録するなど、チームの勝利に大きく貢献。ひときわ厚い選手層を武器に、コリンチャンスは今年も優勝争いにからめるか。 写真; あのテベスとポジション争いを演じているFWハファエウ・モウラ ( コリンチャンス ) は、先制ゴールを決めて自らの存在を誇示した。
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