Campeonato Mineiro 2006 〜ミナス・ジェライス州選手権〜 来年の1部返り咲きを目指して…アトレチコ・ミネイロが逆転勝利。
第2節 アトレチコ・ミネイロ 2-1 カウデンセ
ミナス・ジェライス州選手権は、1月21〜22日に第2節が行われた。ベロ・オリゾンチのミネイロンで行われた アトレチコ・ミネイロ×カウデンセ は、後半ロスタイムに勝ち越したアトレチコ・ミネイロが勝ち点3をものにした。 この試合で先制したのはアウェイの格下カウデンセだった。37分にFWチアーゴ・ペレイラが右足を豪快に振りぬいた先制点だった。しかし、アトレチコ・ミネイロは44分にDFゼ・アントーニオのPKで同点して後半に突入。スコアボードが 1-1 のまま引き分けで終わるかに思われた試合は、93分にMFハモンが決勝点となる貴重なゴールを決めて、アトレチコ・ミネイロを勝利へと導いた。 アトレチコ・ミネイロは、昨年の全国選手権で2部降格が決まり、FWウェズレイ ( 元名古屋グランパス ) をサンフレッチェ広島に放出するなど、戦力が落ちてしまった。2003年のパウメイラス、昨年のグレーミオのように1シーズンでの1部返り咲きを狙う彼らは、今年の全国選手権2部では2位以内に入ることを目標として掲げている。だが、この日の試合は勝利したものの、内容は決して褒められたものではなかった。アデマール・ペレイラ・マリーニョ氏を初めとして根強い人気を誇る名門の「1シーズン返り咲き」は、簡単にはいかないのではないか。 写真; 44分に同点となるゴールを決めてチームメイトの祝福を受けるDFゼ・アントーニオ ( アトレチコ・ミネイロ / 写真手前 ) 。
|