Campeonato Carioca 2006 〜リオ・デ・ジャネイロ州選手権〜 シャムスカの幻影を排除すべし。ボタフォゴ、開幕連勝!
前期グアナバーラ杯 第2節
マドゥレイラ 1-2 ボタフォゴ リオ・デ・ジャネイロ州選手権の前期グアナバーラ杯は、1月18〜19日に第2節が行われた。リオ・デ・ジャネイロのエスタジオ・コンセリェイロ・ガウボンで行われた マドゥレイラ×ボタフォゴ は、試合終了間際の逆転弾で勝ち越したボタフォゴが開幕連勝を飾った。 試合は、切迫したものになった。前半はホームのマドゥレイラがテンポよく攻撃を組み立てて何度かボタフォゴに迫った。そして27分にMFマルキーニョスのゴールでボタフォゴから先制点を奪った。だが、ボタフォゴはリードを奪われて前半を終えても焦っていなかった。後半はボタフォゴが息を吹き返し、58分にMFルッシオ・フラービオのゴールで同点に追いつくと、試合終了間際の90分、ペナルティエリア内の左に侵入したMFゼ・ホベルトが逆転となる決勝点をマーク。ボタフォゴがなんとかして勝利をもぎとった。 ボタフォゴは昨年、サンカエターノから招聘したペリクレス・シャムスカ監督 ( 現大分トリニータ ) の手腕のおかげもあってチームが再生し、2005年は比較的安定した戦いができていた。今年は、シャムスカの存在は影も形もないが、彼がいなくとも結果を残していかなければならない。そういった意味では、最後まで試合をあきらめずに勝利をもぎとったこの日の戦いは、ボタフォゴが復活した証とも言えるかもしれない。 今年のボタフォゴの目標は、1年間を通じてフルミネンセよりも上のレベルにいくこと、とのこと。 写真; 58分に同点弾を決めたMFルッシオ・フラービオ ( ボタフォゴ ) 。
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