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Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜

心の「家」はひとつだけ… ルイゾン、サンパウロ復帰が近づく。
ルイゾン、国内メディアにサンパウロ復帰の可能性を発言。

 サントスで邪魔者扱いされ始めたFWルイゾンが、古巣サンパウロとの接触を認める発言を、ブラジル大手テレビ局の「テレビ・グローボ」に向けて発した。サンパウロもルイゾンの獲得については否定しておらず、ルイゾンの古巣復帰が徐々に現実味を帯びてきた。

 現在、サントスではルシェンブルゴ監督のチーム改造案のもと、FWルイゾン、FWクラウジオ・ピッチブウ、MFジオバンニの3選手が放出リストに挙げられている。
 FWルイゾンに関してはすでに複数のクラブが獲得に興味を示しているが、最も有力視されているのがサンパウロ。昨年の7月までサンパウロに所属していたルイゾンは、同軍のリベルタドーレス優勝にも大きく貢献。ファンに惜しまれつつ名古屋グランパスエイトへと移籍した経緯がある。ファンはルイゾンを待ち望み、そしてルイゾンもまたそれに応えようとしているようだ。

 さらに、今季からサンパウロの監督に就任したムリシ・ハマーリョ ( 元インテルナシオナウ監督 ) もまた、ルイゾンの古巣復帰に追い討ちをかけるかのように、「ルイゾンが必要だ。是非うちに来てほしい」と発言した。これもまたルイゾンの心をサンパウロへと傾かせる一因になったと思われる。またルイゾンにとっても、サンパウロは実績を残せた良きクラブとの記憶が強いとのこと。

 ルイゾン自身は今週中にもサンパウロ会長のマルセーロ・ポルトゥガウ・ゴウベーア氏、そしてムリシ・ハマーリョ監督と会談の席を設ける予定だそうだ。あのリベルタドーレス決勝で涙を流した男の、サンパウロ入りの可能性はきわめて濃厚だ。

2006年1月16日
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