今年から名門サントスでプレイすることになり、早速公式戦に出場した日系三世FWホドリーゴ・タバタが、1月15日に行われたサンパウロ州選手権第２節で、途中出場ながらサントスでのデビューを飾った。

　60分頃に投入されたMFホドリーゴ・タバタは約30分ほどプレイ。試合後、取材陣に対してコメントを残した。
　「まだチームに溶け込んでいないからしかたないけど、今日の自分のプレイはまずまずかな。2-0の場面で投入されたから、ゴールを決めて自分をアピールできればよかったんだけど…。これからチームになじんで、ルシェンブルゴのしたいサッカーを実践していけるように頑張っていくよ」
　さらには「チームが勝つためにプレイして、リベルタドーレスで優勝してみたいし、世界クラブ選手権にも出てみたいよ」と目標も語った。

　ホドリーゴ・タバタとポジション争いを演じるであろうライバルは、MFルシアーノ・エンリーキであるとの見方が強い。昨年から１軍で徐々に頭角を現してきた若手とのポジション争いは決して楽ではないが、ホドリーゴ・タバタに寄せるサンチスタの期待は大きく、彼はレギュラーを目指してこれから頑張っていく。