Campeonato Paulista 2006 〜サンパウロ州選手権〜 ホドリーゴ・タバタ、司令塔での出場を懇願。サントスで今注目を集めている日系三世のMFホドリーゴ・タバタが、ルシェンブルゴの前線起用案について反論した。 ホドリーゴ・タバタは、昨年まで所属していたゴイアスで時折ストライカーとして出場していたことがあった。シュートの技術が高いため、上背がなくともFWとして活躍できていたのである。2004年、ゴイアスと戦った当時のルシェンブルゴも、ホドリーゴ・タバタのストライカーとしての才能に興味をもっていたという。 ホドリーゴ・タバタは、以下のように述べている。 「ゴイアスにいたとき、ぼくはシャドーストライカーのような役割を任されたこともあった。でも、ぼくは前線の選手としては向いていないんだ。どちらかといえば、前線を支える2列目でプレイするほうがいいと思ってる」 これは、ホドリーゴ・タバタ自身が最高のプレイをするためのベストポジションが2列目であることを主張しているだけのことだ。断じてわがままではない。 サントスに絶対的なフォワードがいない現在、ルシェンブルゴがホドリーゴ・タバタを前線で使いたい気持ちはわからなくもない。双方にとって納得のいく結論に達すればよいが…。 2006年1月27日
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