長きに渡りドイツ代表のリベロとして活躍し、1990年にはワールドカップ優勝も経験した往年の名選手ローター・マテウスが、アトレチコ・パラナエンセの監督に就任。そのマテウスは、1月30日にもパラナー州の州都クリチーバに到着する見通しだ。

　情報筋によると、マテウスは一人でブラジルに来るそうで、ブラジルに移るかどうかが決まっていない家族や専属トレーナーたちはドイツに残るそうだ。

　予定では、1月31日にはアルフレッド・ゴッタルディ練習場でチームの指揮を開始する模様だが、公式戦での監督デビューは、2月4日の州選手権第８節の対ガロ・マリンガ戦が濃厚とのこと。

　監督をさも「ちり紙」のように粗末に扱うブラジルのクラブだが、マテウスはシーズンを通して指揮を執ることができるのか。彼自身の手腕も兼ねて、じっくり見守りたいところだ。