ヒオ・グランジ・ド・スウ州の名門グレーミオが、サン・ロレンソ ( アルゼンチン ) からFWエレーラを獲得した。移籍が正式に決定したFWエレーラは、1月16日にポルト・アレグレに到着した。

　FWエレーラは現在23歳。U-20、U-21の各世代でアルゼンチン代表に選出されており、その実力はすでに証明済み。グレーミオが寄せる期待も非常に大きい。

　グレーミオは、昨年全国選手権２部で活躍したFWヒカルジーニョ ( パウメイラスからのレンタルで所属 ) が、所属先のパウメイラスに戻ったことから、新たなFWを探していた。エレーラは、適した人材であると言っていいだろう。

　ところが、エレーラの加入である問題が起こった。すでに、ボンセファル、マイダーナ、リパティンとすでに３人の外国人選手が所属している。ブラジルで登録が可能な外国人枠は３人までとされており、ここにエレーラが加わることで、グレーミオは誰か１名を持ち腐れの状態にするか、あるいは放出しなければならなくなる。グレーミオにとっては、悩みがひとつ増えてしまった。