Copa TOYOTA Libertadores 2006 〜コッパ・リベルタドーレス〜 8月に笑え。 ワールドカップで中断する来年のリベルタドーレスは波乱含み?
コッパ・リベルタドーレス2006の組み合わせ、公表。
2005年12月1日。南米各国およびメキシコのリーグ戦上位クラブが集って争うコッパ・リベルタドーレスの、2006年の大会概要発表およびグループ組み合わせ抽選会が、アスンシオン ( パラグアイ ) の CONMEBOL ( 南米サッカー連盟 ) 本部で行われた。大会開催中にワールドカップが行われるため一時中断するスケジュールになった来年のコッパ・リベルタドーレスは、クライマックスに波乱の臭いが漂う。 まず、スケジュールについて。2006年は6月にドイツでワールドカップが行われる。これに合わせてコッパ・リベルタドーレスの日程も、例年とは多少異なったものになった。例年では2月に始めていたグループリーグ予備戦を1月下旬に開始。そして5月の準々決勝を以て一時中断したのち、7月中旬より準決勝が、そして8月に決勝が行われることが決まった。 ここで気になるのは、ワールドカップで活躍することで欧州や日本などのクラブの目に留まった選手たちが、準決勝を前にしてクラブを離れてしまう可能性があるという点である。状況によっては、準々決勝まで主力として戦っていた選手が準決勝からはいない などという事態も起こりうる。日程の特性による波乱が起こらないとは言い切れない。しかし、これもワールドカップ・イヤーであることを考慮すれば致し方ないことでもあろう。 さらに、マルセーロ・トヨトシ氏 ( トヨタ自動車株式会社 ) 、サビエル・バスケス氏 ( CONMEBOL ) 、ルイス・ナーファル氏 ( 公式スポンサー社長 / VISAインターナショナル ) の3人によって、予備戦とグループリーグの対戦カードや組み合わせ抽選会も同時に行われた。まだリーグが終了していない国もあり、未決定の枠も多く残ってはいるが、来年もまた今年同様楽しみな顔ぶれが揃いそうだ。 果たして、8月に笑うのはどのクラブか? グループリーグ予備戦とグループリーグの組み合わせは、以下の通り。 予備戦
グループリーグ グループリーグ1カラーカスFC ( ベネズエラ後期リーグ優勝 ) サンパウロ ( ブラジル / 前回大会王者 ) シエンシアーノ・デ・クスコ ( ペルー前期リーグ優勝 ) 予備戦Dの勝者 グループリーグ2 ボリーバル ( ボリビア後期リーグ優勝 ) エストゥディアンテス ( アルゼンチンリーグ年間3位 ) ペルー2 ( ペルー後期リーグ優勝 ) 予備戦Bの勝者 グループリーグ3 テ・ストロンヘス ( ボリビア前期リーグ優勝 ) ニューウェルス ( アルゼンチン前期リーグ優勝 ) ウニオン・エスパニョーラ ( チリ前期リーグ王者 ) 予備戦Fの勝者 グループリーグ4 コロンビア2 ( コロンビア後期リーグ優勝 ) コリンチャンス ( ブラジル全国選手権2位以内確定 ) チリ2 ( チリ後期リーグ優勝 ) メキシコ2 ( メキシコ後期リーグ優勝 ) グループリーグ5 リーガ・デ・キト ( エクアドル前期リーグ優勝 ) ベレス・サルスフィエール ( アルゼンチン後期リーグ優勝 ) ウルグアイ2 ( ウルグアイ後期リーグ優勝 ) 予備戦Aの勝者 グループリーグ6 ウニオン・マラカイーボ ( ベネズエラ前期リーグ優勝 ) インテルナシオナウ ( ブラジル全国選手権2位以内確定 ) ナシオナル・モンテビデオ ( ウルグアイ前期リーグ優勝 ) プーマスUNAM ( メキシコ前期リーグ優勝 ) グループリーグ7 セロ・ポルテーニョ ( パラグアイ前期リーグ優勝 ) ロサーリオ・セントラル ( アルゼンチンリーグ年間4位 ) アトレティコ・ナシオナル ( コロンビア前期リーグ優勝 ) 予備戦Eの勝者 グループリーグ8 パウリスタ ( コッパ・ド・ブラジル王者 ) エクアドル2 ( エクアドル後期リーグ優勝 ) パラグアイ2 ( パラグアイ後期リーグ優勝 ) 予備戦Cの勝者 |