Primera Liga Argentina 2005/2006 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜 忍耐力もついた今季のボカ。勝ち点差1のまま引き続き首位を追走。 前期第17節 エストゥディアンテス 1-3 ボカ・ジュニオールス アルゼンチン1部リーグは、11月27日に前期第17節が行われた。ラ・プラータのエスターディオ・エル・ボスケで行われた エストゥディアンテス×ボカ・ジュニオールス は、ボカ・ジュニオールスが快勝して優勝圏内の2位をキープした。 試合は、開始早々の2分、MFパブロ・レデスマがFWロドリーゴ・パラシオのパスに合わせて先制点を奪って、相手の出鼻をくじいた。40分に同点に追いつかれたものの、その直後に追加点を奪って再びリードを奪ったボカは、後半は終始ボールを支配。アウェイながら危なげない試合運びで勝利した。 エストゥディアンテスは、苦しい台所事情の中、勝ち点26の6位とこのシーズンも健闘してきたが、この敗戦でアルヘンティノスに先を越されて7位に転落した。この敗戦によって優勝の可能性が消えたエストゥディアンテスだが、最高3位まで上り詰める可能性はまだ残されている。まだ、気を抜くタイミングでないことは明らかである。 一方、ボカ・ジュニオールスは、この日は攻撃陣が実に冴えていた。先のスダメリカーナではいまひとつだったMFダニエル・ビロスが、この日は何度も攻撃の起点になり、チームに貢献。FWロドリーゴ・パラシオも1ゴール1アシストの活躍と、今季のボカを象徴する素晴らしいプレイを披露した。FWパレルモを欠きながら、敵地でもしっかり勝ち点を積み上げたボカ。勝ち点差1の首位ヒムナシアを抜いて首位に立ち、優勝することができるか。ボケンセの関心は今、そこだけに集中している。
|