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Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜

躍動するグスターボ・ネーリ、2ゴールで首位堅守に貢献!
第30節 フルミネンセ 0-2 コリンチャンス

 ブラジル全国選手権は、10月4〜5日に第30節が行われた。リオ・デ・ジャネイロ州ボウタ・ヘドンダのエスタジオ・ハウリーニョ・ジ・オリベイラで行われた フルミネンセ×コリンチャンス は、DFグスターボ・ネーリの2ゴールでコリンチャンスが勝ち点3を獲得し、首位をがっちりキープした。

 試合は、前後半ともに開始早々スコアボードが動いた。まずは前半、1分にMFホージェルがフリーキックをグラウンダーでゴール前に転がすと、DFグスターボ・ネーリが合わせてコリンチャンスが先制。いきなりの先制に気をよくしたコリンチャンスは、その後MFホージェル、FWニウマールらを中心に何度か決定機をつくった。対するフルミネンセは同点に追いつくことができないまま、前半を終了。そして、後半も開始早々に再びスコアボードが動いた。47分、MFホージェルのラストパスに再びDFグスターボ・ネーリが合わせてコリンチャンスが貴重な追加点をマーク。2点差のまま優位に試合を進めたコリンチャンスは、フルミネンセの反撃を最後まで完封して勝ち点3を獲得。暫定首位の座を守り抜いた。

 フルミネンセは、首位との決戦に備え、FWトゥッタやDFガブリエウなど主力を惜しみなく起用。0-1 とリードを許していた後半には、MFトローに代えて、FWアドリアーノ・マグロンを投入するなど、積極的な姿勢を崩すことはなかった。しかしながら、この日は相手の堅い守備に攻め手を失い、FWトゥッタも無得点に終わってしまった。再試合による勝ち点復帰の可能性も依然残されてはいるが、首位を相手にしたこの敗戦は後に大きな影響を及ぼしそうである。

 コリンチャンスは、好調フルミネンセとのアウェイにも、そつなく勝利した。この日の功労者は、言うまでもなくDFグスターボ・ネーリだった。この日の全得点をたたき出した同選手は、持ち前の運動量を生かして攻守に幅広く活躍した。グスターボ・ネーリに対して、TV Globo は今季最高の 9.7 点という高評価をつけたほどだった。カルロス・アウベルトの骨折、MSI との不仲と内部事情はあいかわらずのコリンチャンスだが、グスターボ・ネーリのような実力派が輝きを取り戻すなど、明るい話題も出てきた。

 写真; 開始早々の1分に先制点となるシュートを決めたDFグスターボ・ネーリ ( コリンチャンス ) 。


ブラジル全国選手権 2005 第30節 (5/10/2005)
フルミネンセ 0-2 コリンチャンス
クレーベル GK ファービオ・コスタ
ガブリエウ
ガブリエウ・サントス
イーゴリ
フアン
( リーノ )
DF エドゥアルド
ベトン
マリーニョ
グスターボ・ネーリ
アロウカ
ハダーメス
ジュニーニョ
トロー
( アドリアーノ・マグロン )
MF マルセーロ・マットス
ブルーノ・オクタービオ
ホジネイ
( ファブリッシオ )
ホージェル
( ウーゴ )
トゥッタ
レニー
( シュネイデル )
FW テベス
ニウマール
ゴール 01 グスターボ・ネーリ
47 グスターボ・ネーリ
ハダーメス
イーゴリ
イエロー
カード
ファービオ・コスタ
主審; カルロス・エウジェーニオ・シモン
スタジアム; エスタジオ・ハウリーニョ・ジ・オリベイラ ( ボウタ・ヘドンダ )
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