Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜 クリチーバを湧かせた日系三世。ホドリーゴ・タバタ、2ゴールの大活躍! 第30節 コリチーバ 0-2 ゴイアス ブラジル全国選手権は、10月4〜5日に第30節が行われた。クリチーバのエスタジオ・コウト・ペレイラで行われた コリチーバ×ゴイアス は、司令塔ホドリーゴ・タバタの2ゴールでゴイアスが快勝した。 試合は、ゴイアスが序盤にたたみかけて勝負を決めた。開始早々の1分に、FWホニーが左からペナルティエリア内に進入するすると、中央で待っていたMFルシアーノ・アウメイダにラストパスを供給。ボールは惜しくも合わなかったが、MFルシアーノ・アウメイダの後ろのスペースにいたMFホドリーゴ・タバタが右足で決めて、ゴイアスが先制した。その後主導権を握ったゴイアスは、6分にも左のコーナーキックから再びMFホドリーゴ・タバタがゴールネットを揺らして、序盤で2点のリードを奪った。その後、コリチーバに得点を与えなかったゴイアスが、アウェイながらも下馬評通りの勝ち点3を得た。 コリチーバは、ホームで無惨な敗戦を喫する結果に終わった。宿敵パラナーから獲得したFWヘナウドと好調FWカイオを前線に配置したが、両者ともこの日は無得点。40失点というリーグ4位の守備力は評価に値するが、問題は37得点しかあげられていない攻撃力の欠如だ。14位と上に行けそうで行けないコリチーバにとって、攻撃力の強化は至上命題である。 対するゴイアスは、シーズンを通して好調を維持し続けている。攻守においてバランスがよく、適材適所の布陣で結果を残し続けている。この日は、日系三世のMFホドリーゴ・タバタが2点をあげる大活躍でチームに貢献。ホドリーゴ・タバタは、この試合最高の 8.3点をつけられ、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。八百長試合の再試合如何によっては、順位の変動もありうるゴイアスも、現在は2位と好位置。優勝を狙うチームに、ホドリーゴ・タバタは欠かせないはずだ。 写真; 6分に2点目を決めたMFホドリーゴ・タバタ ( ゴイアス / 写真右 ) は、キャプテンのDFパウロ・バイエルとともに歓喜の疾走。
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