Copa NISSAN Sudamericana 2005 〜 コッパ・スダメリカーナ 2005 〜 堅守が光った両軍の守護神。結果はボカにとって有利なエンパテ。
決勝トーナメント1回戦 1st.Leg セロ・ポルテーニョ 2-2 ボカ・ジュニオールス
コッパ・スダメリカーナは、9月21日に決勝トーナメント1回戦の 1st.Legが行われた。アスンシオンのエスターディオ・ラ・オーラで行われた セロ・ポルテーニョ×ボカ・ジュニオールス は、両者ともにあと1点が奪えず、2-2 で引き分けた。 試合は、開始早々MFネリ・カルドーソが先制点をマークすると、12分にはFWロドリーゴ・パラシオが追加点をあげて、2-0 としたボカが試合を優位に進めると思われた。だが、ホームで無様な敗北をするわけにはいかないセロ・ポルテーニョは、そのままでは終わらなかった。MFワルテル・フレーテスが20分に1点を返すと、勢いにのったセロ・ポルテーニョは31分にセットプレーからDFペドロ・ベニーテスが頭で押し込んで同点に追いついた。その後は両者ともに積極的な攻撃を仕掛けて3点目を狙いに行ったが、追加点は生まれなかった。 セロ・ポルテーニョは、昨年のパラグアイ王者。FWサンティアーゴ・サルセードをFC東京に放出した今年も、強豪らしい強さを顕示している。この日、2点のビハインドをエンパテに持ち込んだ気力とGKダニーロ・アセーバルの好守は評価に値するだろう。しかしアウェイゴール・ルールが適用される同大会での2失点は、まさに痛恨の極みだ。勝利が最低条件となるであろう次節は、100%の力で臨まなければならない。 ボカ・ジュニオールスは、昨年の同杯王者。連覇を狙う今年は、リーグ戦との掛け持ちながら、好調を持続できている。この試合では、GKアボンダンシエーリが好セーブを連発した。とにかくアウェイで負けなかったことで、すべてが報われたと言えるのではないか。次節は最悪 1-1 の引き分けでもベスト8の道が開けるのだから、次節はボカにとって有利であろう。 次節、2nd.Leg は 9月29日にブエノスアイレスのラ・ボンボネーラで行われる。 写真; 開始早々の2分、角度のないところから先制点を奪ったMFネリ・カルドーソ ( ボカ・ジュニオールス / 写真右 ) 。
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