ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜

照準はドイツW杯? マスチェラーノ、今季絶望も手術には成功。
ハビエル・マスチェラーノの近況報告

 ブラジル全国選手権での試合中に左足を負傷し、戦列を離れているMFハビエル・マスチェラーノ ( コリンチャンス ) が、先日その左足にメスを入れたことがわかった。同クラブの広報によれば、今年中の復帰はほぼ絶望とのことで、来年に向けてスローペースで完治を目指すとのこと。「アルゼンチンの5番」の最有力候補である彼は、ドイツのワールドカップ本番に間に合うのか。

 ハビエル・マスチェラーノは、リーベル・プレートが育てた名ボランチ。前代表監督のビエルサ氏も彼の能力に太鼓判を押したほどで、レドンド、アルメイダと名手が身につけてきた「5番」に今最も似合うのが、このマスチェラーノと言われている。
 そのマスチェラーノは、今年7月にコリンチャンス ( ブラジル ) に移籍するや否や、チームに安定感をもたらした。リーベル時代と変わらない彼の活躍を見るにつけ、ブラジルでも彼のファンが急増したとも言われている。当然、ホセ・ペッケルマン現監督が彼にかける期待も大きい。

 そのマスチェラーノは、当初打ち身だと思われていたが、精密検査の結果、左足の舟状骨が折れていたことが判明。当初は全治6週間と言われていたマスチェラーノだったが、それも叶わぬ夢に堕ちてしまった。それを聞いたペッケルマン監督は、同代表のチームドクターに「マスケの左足をなんとか治してくれないか」と直訴。こうして、ブエノスアイレスの病院にてチームドクターによる手術が行われたのであった。

 手術は無事成功し、骨折という一大事をとりあえず乗り切ったマスチェラーノ。今季は棒に振ってしまうことになったが、無理をすることなく、来年の大一番 ( ワールドカップ ) に照準を合わせてじっくり治していけばよいのではないだろうか。

 写真; 先日、左足の舟状骨を手術したMFハビエル・マスチェラーノ ( アルゼンチン代表 / コリンチャンス ) 。

ブログサイトマップ