Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜 本気で優勝を狙うゴイアス、トルコから大型ストライカーを獲得。
元FCポルトのFWマリオ・ジャルデウ、ゴイアスに移籍
近年ブラジル国内でも認知度が上がっている実力派のゴイアスが、大分トリニータ ( 日本 ) からFWドドーを獲得。さらに、アンカラスポリ ( トルコ ) からFWマリオ・ジャルデウをも獲得したことが判明した。ここにきて前線を徹底的に強化したゴイアスは、相当「本気」のようだ。 ドドーは、31歳のベテランストライカー。リオの名門フルミネンセで頭角を現すと、サンパウロ、パラナー、サントス、ボタフォゴ、パウメイラスと各クラブを渡り歩いてきた苦労人である。昨年は Kリーグ ( 韓国 ) でプレイし、今年は1部に昇格した大分トリニータでプレイしていたが、つい最近同クラブを退団していた。そこに、タイミングよくゴイアスから移籍話が舞い込んだという。 ゴイアスと良い条件で契約するに至ったドドーは、記者団のインタビューに対して「ゴイアスのような素晴らしいチームでプレイできるなんて嬉しい。頭のいいジェニーニョ監督がいるんだから尚のことだよ」と喜んでいた。ブラジレイロンに、再びドドーが戻ってくる。 マリオ・ジャルデウは、過去にセレソンに選出されたこともあるゴール職人。バスコ・ダ・ガマでプロデビューを果たすと、グレーミオを経てFCポルトに入団。そのFCポルトでは UEFAチャンピオンズリーグで散々暴れまくったことが記憶に新しいところであろう。その後、ガラタサライ、スポルティング、ボルトン・ワンダラーズ、アンコーナ、ニューウェルス、アラベスと、計8ヶ国10クラブを渡り歩いてきた苦労人でもある。32歳と全盛期こそ過ぎてはいるが、重ねた年齢の分だけ経験も豊富であり、ジャルデウには大きな期待が寄せられることだろう。 なお、ドドー、ジャルデウとの契約は、いずれも今年の年末までとのこと。今季のゴイアスは、ブラジレイロンの覇権奪取に余念がない。
写真右上; 残念ながら大分では持ち味を発揮しきれなかったFWドドー。しかし、母国ブラジルでは有名な選手だ。 |