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Primera Liga Argentina 2005/2006 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

強さを取り戻したか?! ラシンを完封したボカ、単独首位に。
前期第8節 ボカ・ジュニオールス 2-0 ラシン・クルブ

 アルゼンチン1部リーグは、9月24〜25日に 2005-2006 シーズンの前期リーグの第8節が行われた。ブエノスアイレスのラ・ボンボネーラで行われた ボカ・ジュニオールス×ラシン・クルブ は、安定感で優ったボカが勝利をおさめ、首位の座を守った。

 試合は、双方の調子の差が如実に現れた。好調を維持しているボカは、ボケンセの大声援の後押しを受けて序盤からボールを支配した。そして先制したのもボカだった。21分、右に開いたMFフェデリコ・インスーアのラストパスにDFダニエル・ディアスが合わせて先制したボカは、40分にもMFセバスティアン・バタグリアのパスを受けたFWロドリーゴ・パラシオが追加点をあげ、2-0 で強豪ラシンを相手に完封勝ちをおさめた。

 ボカ・ジュニオールスは、ふがいない成績に終わった昨年の反省を踏まえて大型補強を敢行。代表候補と評価の高いMFダニエル・ビロスをバンフィエールから獲得するなど、積極的な補強を行った。彼らに加え、新たに就任したアルフィオ・バシーレ監督もチームにフィットし、ボカは前期リーグの約半分を終えた時点で単独首位に立っている。今年、彼らが狙っているのはスダメリカーナだけではない。リーグ制覇も同様に重要なのだ。

 ラシン・クルブはこの日、攻守の要であるMFシメオネを欠いたせいか、最終ラインと前線との間に広いスペースが空いてしまったことで、相手に攻め入る隙を与えてしまった。昨年の後期で3位につけた彼らも、この前期に関してはさしたる強さを発揮できていない。その要因はシメオネだけにあらず、シメオネだけに頼っていては上には上がれないだろう。チーム全員に勝つ姿勢が見られなければならない。

 その他の試合では、アルセナルと引き分けたバンフィエールが3位に転落。代わってニューウェルスを破ったベレスが2位に浮上した。一方、エストゥディアンテスに土をつけられたリーベルは、11位と依然調子が上がっていない。

 写真; 40分に2点目を決めたFWロドリーゴ・パラシオと、彼とともに喜ぶボカの選手たち。


アルゼンチン1部リーグ 2005/2006 前期 第8節 (25/9/2005)
ボカ・ジュニオールス 2-0 ラシン・クルブ
ロベルト・アボンダンシエーリ GK グスターボ・カンパニュオーロ
ホセ・マリア・カルボ
ローランド・スキアービ
ダニエル・ディアス
ファン・クルポビエッサ
DF マルティン・ビターリ
( ホセ・ルイス・ビジャヌエーバ )
グスターボ・カブラル
ディエーゴ・クローサ
フランコ・ミランダ
セバスティアン・バタグリア
( ディエーゴ・カーニャ )
フェルナンド・ガーゴ
ダニエル・ビロス
フェデリコ・インスーア
MF ハビエル・ビジャレアル
ファン・マヌエル・トーレス
セバスティアン・ロメーロ
ルーベン・カプリア
( アンヘル・モラーレス )
ロドリーゴ・パラシオ
( マルセーロ・デルガード )
マルティン・パレルモ
( クラウディオ・モレル・ロドリゲス )
FW ラウール・エステベス
ルイス・ベニーテス
ダニエル・ディアス 21
ロドリーゴ・パラシオ 40
ゴール
ファン・クルポビエッサ イエロー
カード


ファン・クルポビエッサ レッド
カード
主審; ラファエル・フルチ
スタジアム; ラ・ボンボネーラ ( ブエノスアイレス )
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