Copa NISSAN Sudamericana 2005 〜 コッパ・スダメリカーナ 2005 〜 サルセードに代わる真打ち、早くも登場?! セロ・ポルテーニョが先勝!
パラグアイ・グループ 1st.Leg グアラニー 1-2 セロ・ポルテーニョ
コッパ・リベルタドーレスに次ぐ権威をもつカップ戦「コッパ・スダメリカーナ」は、8月9日に 2005シーズンが開幕。エクアドルとパラグアイで1試合ずつが行われた。パラグアイのオリンピアにあるエスターディオ・マヌエル・フェレイラで行われたパラグアイ国内の 1st.Leg グアラニー×セロ・ポルテーニョ は、FWホルヘ・アチュカッロの2点を最後まで守りきったセロ・ポルテーニョが勝利をおさめた。 試合は、序盤からセロ・ポルテーニョが攻勢に出た。10分にFWホルヘ・アチュカッロのゴールで先制したセロ・ポルテーニョは、16分にも再びFWホルヘ・アチュカッロが決めて、2-0 と試合を優位に進めた。しかし、2nd.Leg のためにも無得点で終わるわけにはいかなかったグアラニーは後半ロスタイム、途中出場のFWマルシアル・ガライが1点を返して、タイムアップを迎えた。 グアラニーは、国内ではオリンピアに次いで2番目に歴史の長いクラブ。過去には、元名古屋グランパスエイトのFW福田健二が所属していたことでも有名なクラブである。 ( ちなみに、ブラジルのサンパウロ州にあるグアラニーとは全く別のチーム ) 国内にも多くのサポーターを抱えているが、ここ数年はリベルタドーレスなどの大きな舞台からは遠ざかっていた。スダメリカーナに賭ける意気込みは生半可なものではない。後半ロスタイムの1点が、次節どのように影響を及ぼすのか。0-2 で終わらなかっただけに、。 セロ・ポルテーニョは、今季の前期で優勝したパラグアイのディフェンディング・チャンピオン。近年のパラグアイでは絶対的な強さで、人気を博している。リベルタドーレスでは決勝トーナメント1回戦で敗れたが、“Sa-Sa”ことFWサンティアーゴ・サルセードが堂々の得点王に輝くなど、強豪たる一面も垣間見せた。そのサルセードがFC東京に移籍してしまったことで、戦力ダウンは否めないと思われたが、早くも彼の代役が登場した。ホルヘ・アチュカッロである。この日は2ゴールで勝利の立役者にもなったアチュカッロ。今後のプレイに注目が集まるのは必至と思われる。 次節 2nd.Leg は、8月23日にアスンシオンのエスターディオ・ラ・オーラで行われる。 写真; 16分に2点目を決めたFWホルヘ・アチュカッロ ( セロ・ポルテーニョ ) 。サルセード不在の不安を払拭しうる見事な活躍だった。
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