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Copa NISSAN Sudamericana 2005 〜 コッパ・スダメリカーナ 2005 〜

起死回生の逆転勝利。アトレティコ・ナシオナルが勝ち抜け。
コロンビア・グループ 2nd.Leg アトレティコ・ナシオナル 2-0 ( PK; 7-6 ) デポルティーボ・カリ

 コッパ・スダメリカーナは、8月23日にコロンビア、パラグアイ、ウルグアイの3ヶ国で計3試合が行われた。コロンビアはメデジンのエスターディオ・アタナッシオ・ジラルドーで行われた アトレティコ・ナシオナル×デポルティーボ・カリ は、PK戦の末アトレティコ・ナシオナルが勝ち抜けを決めた。

 試合は、アトレティコ・ナシオナルが下馬評以上の健闘で勝利した。11分、MFアルド・ラミレスのスルーパスに抜け出したFWオスカル・エチェベリーが先制点をあげると、24分にはアルゼンチン人のMFウーゴ・モラーレスが追加点をあげて 2-0 でリベンジを果たした。デポルティーボ・カリは1点でも奪えば勝ち抜け確実だったが、最後までゴールを奪うことはできなかった。2試合合計 2-2 のため、PK戦にもつれこんだ同試合は、サドンデスの末アトレティコ・ナシオナルが 7-6 で勝ち抜けを決めた。

 アトレティコ・ナシオナルは、インデペンディエンテ・メデジンと並ぶメデジンの名門。今季のリベルタドーレスには出場していないが、先の前期リーグではPK戦の末優勝を飾った。この日もPK戦で勝ち抜けたことを踏まえると、大一番では粘り強い戦い方ができるチームであるといえる。1st.Leg を 0-2 で落としていた彼らの逆転勝利を受け、アタナッシオ・ジラルドーに詰めかけたファンも、さぞ喜んでいた。

 デポルティーボ・カリは、昨年までリベルタドーレスの常連だったコロンビアの名門。しかし、今年は宿敵アメリカ・デ・カリにリベルタドーレス出場権を奪われる苦い思いをしていた。キンディオ・デ・アルメーニアから獲得したFWウーゴ・ローダジェッガもこの日はいいところなく、試合途中でベンチに退いた。この大会である程度の結果を残すことを目的としていた彼らにとって、PK戦で初戦敗退を強いられたことを悔しく思っていることは想像に値する。

 この結果、勝ち抜けを決めたアトレティコ・ナシオナルは、ベネズエラ・ラウンドで勝ち抜けたトルヒジャーノスとの対戦が予定されている。

 写真; 先制点を決めたFWオスカル・エチェベリー ( アトレティコ・ナシオナル ) は試合終了後、スタンドに向かってガッツポーズ。


コッパ・スダメリカーナ 2005 コロンビア・ラウンド 2nd.Leg (23/8/2005)
アトレティコ・ナシオナル 2-0
(PK;7-6)
デポルティーボ・カリ
アンドレス・サルダリアーハ GK ホセ・フェルナンデス
カルロス・ディアス
ウンベルト・メンドーサ
ルシアーノ・ベーラ
ファン・カミーロ・ズニーガ
DF ブレイネル・ベラルカーサル
ジェオバンニ・ガルシア
ネルソン・リバス
クリスティアン・サパータ
ホセ・アントーニオ・アマージャ
ヘラルド・ベドージャ
アルド・ラミレス
( ランバル )
( チャーラ )
ウーゴ・モラーレス
MF リカルド・シシリアーノ
エルナンド・パティーニョ
フェリッペ・アルセ
( オスカル・ディアス )
アロルド・エレーラ
マルセーロ・ラモス
( エクトール・ウルタード )
オスカル・エチェベリー
FW ウーゴ・ローダジェッガ
( アルバーロ・ドミンゲス )
アルマンド・カリージョ
オスカル・エチェベリー 11
ウーゴ・モラーレス 24
ゴール
オスカル・ディアス
アルド・ラミレス
ウーゴ・モラーレス
ウンベルト・メンドーサ
イエロー
カード
フェリッペ・アルセ
ネルソン・リバス
エルナンド・パティーニョ
ブレイネル・ベラルカーサル
レッド
カード

主審; ホルヘ・エルナン・オージョス ( コロンビア )
スタジアム; エスターディオ・アタナッシオ・ジラルドー ( メデジン )
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