Copa NISSAN Sudamericana 2005 〜 コッパ・スダメリカーナ 2005 〜 ローダジェッガを加えたデポルティーボ・カリのワンサイドゲーム・ショー。
コロンビア・グループ 1st.Leg デポルティーボ・カリ 2-0 アトレティコ・ナシオナル
コッパ・スダメリカーナは、8月16日にコロンビアとウルグアイで1試合ずつが行われた。コロンビアのカリにあるエスターディオ・パスカル・ゲレーロで行われたコロンビア国内の 1st.Leg デポルティーボ・カリ×アトレティコ・ナシオナル は、ホームの利を生かしたデポルティーボ・カリが 2-0 で初戦を飾った。 試合は、デポルティーボ・カリが序盤から攻勢に出て相手を圧倒する場面ばかりが続いた。積極的な攻めをみせていたデポルティーボ・カリは、26分にMFリカルド・シシリアーノのPKで先制すると、後半も攻撃の手を緩めず、67分にDFネルソン・リバスが追加点を決めて 2-0 。試合の内容もほぼワンサイドゲームだった。 デポルティーボ・カリは、今年のリベルタドーレス出場権こそ逃したが、南米にも名を馳せている名門クラブ。今季は、年明けの U-20 南米選手権で大活躍を遂げたFWウーゴ・ローダジェッガを獲得して大幅な戦力アップを図った。この日のローダジェッガはゴールこそなかったものの、前半から相手守備陣を霍乱させるなどその才能を十二分に発揮した。2点のリードを以って次節に臨めることを考慮すれば、デポルティーボ・カリは上々のスタートを切れたと言えよう。 対するアトレティコ・ナシオナルは、元コロンビア代表のFWビクトール・アリスティサーバルが後半開始早々にレッドカードを食らい、1人少ない状況での戦いを余儀なくされた。さらにMFセルナまでもが退場になり、まともな攻撃の形すら作れなかった。まだ 2nd.Leg が残ってはいるものの、彼らの勝ち抜けは相当厳しいのではないか。 次節、2nd.Leg は8月23日にメデジンのエスターディオ・アタナッシオ・ジラルドーで行われる。 写真; 67分、追加点を決めたDFネルソン・リバスに駆け寄り、ピッチに倒れながら喜ぶデポルティーボ・カリの選手ら。
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