Copa NISSAN Sudamericana 2005 〜 コッパ・スダメリカーナ 2005 〜 明らかにレベルを上げたクルゼイロ、2軍で快勝する最高のスタート。
ブラジル・グループ 1st.Leg ジュベントゥージ 1-3 クルゼイロ
コッパ・スダメリカーナは、8月17日にブラジルで4試合が行われた。ヒオ・グランジ・ド・スウ州カシアス・ド・スウのエスタジオ・アルフレッド・ジャコーニで行われたブラジル国内の 1st.Leg ジュベントゥージ×クルゼイロ は、FWジエーゴの2ゴールなどでクルゼイロがアウェイで貴重な勝利をあげた。 試合は、9分にFWジエーゴが先制ゴールをあげると、32分にはMFマルチネスが、37分には再びFWジエーゴが立て続けにゴールを決めてジュベントゥージを圧倒。3点を奪ったクルゼイロは、難なく 1st.Leg を精した。ジュベントゥージも21分にFWトゥッショのゴールで一時同点に追いついたが、それも束の間の反撃に終わった。 ジュベントゥージは、ブラジル国内では決してビッグクラブとは言えない中堅どころのクラブだが、ふがいないビッグクラブ ( フラメンゴやバスコ・ダ・ガマ ) を尻目に、ここ数年は褒められるに値する成績を残している。今季はラザローニ監督の下、適材適所の人材を起用して上手に試合をこなしてきた。スダメリカーナもその調子を維持できればよかったのだが、相手が悪すぎた。 クルゼイロは、FWフレッジやMFケリー、MFマルドナードら主力を温存しながら手堅く勝利を飾った。MFマルチネスやFWジエーゴら「2軍」が彼らの穴を埋める活躍をみせたクルゼイロ。思うような結果を残せず崩壊の一途をたどった昨年とは明らかに違う、高いレベルで戦えている。「三冠」を飾った2003年の栄光をもう一度…、クルゼイロは確かな一歩を踏み出した。 次節、2nd.Leg は8月31日にベロ・オリゾンチのミネイロンで行われる。 写真; この日2点を決めたFWジエーゴ ( クルゼイロ / 写真左 ) 。わずかながら訪れたサポーターとベンチに向かって拳を突き上げた。
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