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Copa NISSAN Sudamericana 2005 〜 コッパ・スダメリカーナ 2005 〜

14日間で3試合も行われる頂上決戦の第1幕。コリンチャンスが快勝!
ブラジル・グループ 1st.Leg ゴイアス 0-2 コリンチャンス

 コッパ・スダメリカーナは、8月17日にブラジルで4試合が行われた。ゴイアス州ゴイアニアのエスタジオ・セーラ・ドウラーダで行われたブラジル国内の 1st.Leg ゴイアス×コリンチャンス は、コリンチャンスが完封勝ちで大きなアドバンテージを得た。

 試合は、全体を通してコリンチャンスがフィールドを支配した。18分にオーバーラップしたDFハティーニョのクロスを受けたMFジネウソンが狙いすましたシュートでゴールネットを揺らし、コリンチャンスに先制をもたらすと、35分にはMFファブリッシオが追加点をもたらして、ゴイアスに付け入る隙を与えず、勝利した。

 ゴイアスは、キャプテンでもあるDFパウロ・バイエルに、GKアルレイ、MFホドリーゴ・タバタら、中心となる主力を使いながらも、その他のポジションは普段ブラジル全国選手権には出ていない面子を起用。布陣を見た限りでは決して「本気」と言えるものではなかった。結果、この日は試合の主導権を握ることもできず自滅。現在、国内リーグで2位と好調を持続しているだけに、その流れをスダメリカーナに持ち込まなかったのは、実にもったいない。

 対するコリンチャンスもまた、ゴイアスと同様にこの試合では主力を温存。GKファービオ・コスタ、DFセバスティアン・ドミンゲス、MFホジネイ、MFホージェル、FWジョらをスタメンから外して試合に臨んだ。しかしながら、代わって先発出場を果たしたMFジネウソンやDFマリーニョらが活躍。主力不在の穴を埋めるに充分な仕事をやってのけた。層の厚さや実力でゴイアスを上回った結果、コリンチャンスは勝利を飾った。2点のリードを以って次節に臨めることを考えれば、コリンチャンスは大きなアドバンテージを得たといえるだろう。

 次節、2nd.Leg は8月31日にサンパウロのパカエンブーで行われる。その前に、8月21日にブラジル全国選手権でコリンチャンス×ゴイアス戦が行われる。14日間で同じカードを3試合を行うコリンチャンスとゴイアスの運命の分かれ道は、どこで訪れるのだろうか。

 写真; 普段はベンチ要員のMFジネウソン ( 写真左 ) は、18分に先制点をマークしてチームに貢献した。


コッパ・スダメリカーナ 2005  ブラジル・グループ 1st.Leg (17/8/2005)
ゴイアス 0-2 コリンチャンス
アルレイ GK マルセーロ
アンドレ・ジーアス
アンドレ・レオーネ
( レアンドリーニョ )
ホジェーリオ・コヘイア
パウロ・バイエル
DF エドゥアルド・ハティーニョ
マリーニョ
マルコス・ビニシウス
ホニー
クレーベル・ガウーショ
ダニーロ・ポルトゥガウ
( クレーベル )
ホドリーゴ・タバタ
ジャジウソン
MF ウェンデウ
ファブリッシオ
( マルセーロ・マットス )
ウーゴ
ジネウソン
( ホージェル )
ダニーロ・ジーアス
ファービオ
( ジョルジ・ムッチ )
FW カルロス・アウベルト
( セバスティアン・ドミンゲス )
テベス
ゴール 18 ジネウソン
35 ファブリッシオ
アンドレ・レオーネ
クレーベル・ガウーショ
ファービオ
イエロー
カード
マルセーロ
ホニー
カルロス・アウベルト
主審; ウィウソン・ジ・ソウザ・メンドンサ
スタジアム; エスタジオ・セーラ・ドウラーダ ( ゴイアニア )
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