Copa NISSAN Sudamericana 2005 〜 コッパ・スダメリカーナ 2005 〜 ビロス放出も何のその。バンフィエール、初戦を完封勝利!
アルゼンチン・グループ 1st.Leg バンフィエール 2-0 エストゥディアンテス
コッパ・スダメリカーナは、8月10日にアルゼンチンとペルーで1試合ずつが行われた。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるエスターディオ・フローレンシオ・ソーラで行われたアルゼンチン国内の 1st.Leg バンフィエール×エストゥディアンテス は、国際舞台に慣れているバンフィエールが順当に勝ち点3を得た。 試合は、バンフィエールが序盤から試合を支配した。13分、ゴール前に攻め上がったところ、ボールをDFフェルナンド・オルティス ( エストゥディアンテス ) が誤って自陣ゴールに蹴ってしまい、オウンゴールでバンフィエールが先制。さらには23分にも、DFレナット・シベーリが頭で押し込んで 2-0 としたバンフィエールが勝利をおさめた。 バンフィエールは、シーズンオフに主力のFWダニエル・ビロスをボカに放出したことで、戦力ダウンは必至と思われていた。開幕したばかりの今季の国内リーグでは初戦で引き分けるなど、不安要素は確かにあった。だが、この日は最終ラインが非常に安定しており、相手に決定機を作らせることなく試合を進めることに成功。2点のリードを以って 2nd.Leg に臨めるのは、大きなアドバンテージだ。 一方エストゥディアンテスは、序盤にオウンゴールを喫してしまったことで、緊張の糸が切れてしまったかのようだった。頼みの得点源であるFWマリアーノ・パボーネも、この日は不発に終わり、1点も奪えなかった。この対戦でエストゥディアンテスが勝ち上がるためには、次節で3点差以上をつけなければならない。非常に厳しい戦いを強いられるだろう。 次節 2nd.Leg は、8月25日にラ・プラータのホルヘ・ルイス・イルスチで行われる。 その他、ペルーで行われた ウニベルシターリオ×アリアンサ・アトレティコ は、1-1 の引き分け。勝負は次節に持ち越された。 写真; 23分に2点目を決めたDFレナット・シベーリ ( バンフィエール ) に詰め寄るイレブン。スタンドも歓声に包まれた。
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