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Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜

19歳の早熟サイドバック、満を持してブンデスリーガへ。
コリチーバのDFハフィーニャ、シャルケ04へ移籍

 先のワールドユース2005でブラジル代表として活躍を遂げたDFハフィーニャが、ドイツの名門シャルケ04に加入することが決定した。17歳にしてコリチーバのトップチームに出場した早熟の右サイドバックは、ドイツでどのような活躍を披露するのだろうか。

 ハフィーニャは、現在19歳。あのカズこと三浦和良選手も所属したパラナー州の名門コリチーバに所属し、シシーニョと同じ2番を身につけ、2年前から不動の右サイドバックとして活躍してきた早熟の選手だ。そんなチームでの活躍が認められて、U-20 のセレソンにも選出。晴れてワールドユースの代表としてオランダのピッチにも立ったのである。そのときのハフィーニャを気に入ったのがドイツの名門だったという。

 シャルケ04は、昨年に創立100周年を迎えたドイツの名門。昨季は2位につけ、UEFAチャンピオンズリーグの出場権も獲得した。そのシャルケ04は現在右サイドバックを本職とする選手がおらず、中盤の選手を代用するなど苦しいお家事情にあった。そこでシャルケ04が本腰を入れて獲得したのが、ハフィーニャだったという。
 過去にシャルケは「ハフィーニャに300万ユーロ?そんな金額はありえない」と獲得に否定的な発言をしていたが、実際にはその額をはるかに上回る500万ユーロでハフィーニャを獲得した。4バックを主体とする同チームにとって、右サイドバックの本職を獲得することは現金以上に重要だったということだ。

 かくして、復活したドイツの名門に入団したハフィーニャ。彼がドイツでキレ味鋭いオーバーラップを見せるときが、ついに訪れた。

 写真; 19歳にしてブンデスリーガでの挑戦を決めたDFハフィーニャ ( U-20 ブラジル代表 ) 。

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