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Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜

狂い始めた歯車… ポンチ・プレッタ、まさかの2連敗。
第18節 ポンチ・プレッタ 0-3 コリチーバ

 ブラジル全国選手権は、8月6〜7日に第18節が行われた。サンパウロ州カンピーナスのエスタジオ・モイセス・ルカレッリで行われた ポンチ・プレッタ×コリチーバ は、FWなどのゴールでコリチーバがアウェイで貴重な勝ち点3を得た。

 試合は、9分にMFジャクソンのゴールでコリチーバが先制すると、出鼻をくじかれたポンチ・プレッタは自分たちのリズムをつくれず沈黙。そこにつけこむかのようにコリチーバが攻め続けた。64分にFWマルセーロ・ピアビルーがゴール右隅にボールを転がして2点差とすると、84分にはFWホドリーゴ・バタータがクロスにピンポイントで合わせて、ポンチ・プレッタから3点を奪っての快勝をおさめた。

 ポンチ・プレッタは、第16節まで約1ヶ月に渡って首位を走り続けていた。だが、バドンことオスバウド・アウバーレス監督が離日した前節のフラメンゴ戦でまさかの敗戦を喫し、首位陥落の憂き目に合った。これが引き金となったかのように、チームは少しずつ崩れ始めてしまった。この日は、連携も悪くボールをあっさり奪われる場面が多く見られた。ピッチ上では、選手同士が必死で意見交換をしていたが、結果に結びつけることはできなかった。まさかの連敗で首位奪還の絶好機を逃したポンチ・プレッタ。歯車は確実に狂い始めているようだ…。

 対するコリチーバは、スタメンが安定していない状態が続いている。しかし、昨年途中までサンパウロを率いていたクッカ監督の下、イレブンには徐々に安定感が増してきたようだ。この日は、パラナー州選手権でもゴールを量産したFWカーイオなどがキレのある動きを披露。調子は上がっているようだ。宿敵のアトレチコ・パラナエンセが勝ち点差3にまで追い上げてきているだけに、コリチーバとしては今後も負けられない試合が続くだろう。

 写真; 好調ポンチ・プレッタを相手にアウェイで快勝し、試合終了後記者団の質問攻めに遭うクッカ監督 ( コリチーバ ) 。

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