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Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜

サントスに欠かせないのはこの男。ホビーニョ、ゴールで勝利に貢献!
第17節 インテルナシオナウ 0-1 サントス

 ブラジル全国選手権は、8月3〜4日に第17節が行われた。ヒオ・グランジ・ド・スウ州の州都ポルト・アレグレのエスタジオ・ベイラ・ヒオで行われた インテルナシオナウ×サントス は、ホビーニョの復帰後初ゴールを守りきったサントスが、好調インテルナシオナウを下した。

 試合は、実力伯仲の好ゲームとなった。互いに様子を窺い合う静かなスタートになったが、サントスが29分にMFボービオとFWジオバンニの連携で決定的な場面を作ると、43分にはインテルナシオナウもFWハファエウ・ソービスがあわや先制かと思われるシュートを放つなど、徐々に攻防は激しさに満ちてきた。ゴールネットを揺らしたのは、サントスだった。52分、くさびになったFWジオバンニがスペースにボールを散らすと、これに反応したFWホビーニョが左足を振りぬいた。ボールはGKクレーメル ( インテルナシオナウ ) の頭上をすり抜けてゴールマウスに吸い込まれた。その後得点が入ることはなく、サントスがアウェイで勝利をおさめた。

 好調を維持しているインテルナシオナウは、この日もベストメンバーで試合に臨んだ。相手がサントスとはいえ、勝ち点3は計算の範囲内だった。だが、FWフェルナンドンやFWハファエウ・ソービスの放った計11本のシュートは、GKサウロ ( サントス ) によってことごとく弾き返されてしまい、ゴールを割ることができなかった。首位ポンチ・プレッタの敗戦もあっただけに、この日の敗戦は実にもったいないといえるだろう。

 一方でサントスは、前節のコリンチャンス戦に続いて連勝。勝ち点も30に伸ばし、再び4位に浮上した。前節よりもより前線でプレイしたFWジオバンニが攻撃に厚みをもたせたことも大きいが、なによりもホビーニョが復帰後初ゴールをあげたことでチームに活気が戻りつつあるのが大きい。ホビーニョが復帰したことでチームのレベルが元に戻ったと断言しても過言ではない。ホビーニョの移籍に難色を示すサポーターも増えており、ホビーニョの存在感の大きさが改めて浮き彫りになったともいえるかもしれない。

 写真; 好調インテルナシオナウの守備陣にも臆することなく、果敢にドリブル突破をしかけるFWホビーニョ ( 写真左 ) 。

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