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Primera Liga Argentina 2005/2006 Apertura 〜アルゼンチン1部リーグ〜

負けずに築こう復活への軌跡。ボカ、ギジェルモの同点弾でエンパテ。
前期第2節 ボカ・ジュニオールス 2-2 ロサーリオ・セントラル

 アルゼンチン1部リーグは、8月13〜14日に 2005-2006 シーズンの前期リーグの第2節が行われた。ブエノスアイレスのラ・ボンボネーラで行われた ボカ・ジュニオールス×ロサーリオ・セントラル は、後半ロスタイムにFWギジェルモ・バロシュケロットが同点となるゴールを決めて、ボカがなんとか引き分けにもちこんだ。

 試合は、アウェイのロサーリオ・セントラルのペースで動いていった。キックオフ直後に早速攻めあがったロサーリオは、MFパウロ・フェラーリのパスにFWヘルマン・アレマンノが反応して、なんと1分で先制。アドバンテージを得たロサーリオは、余裕をもってボールをまわし、結果ボカはリズムをつくれないまま前半を終えた。
 後半、MFネリ・カルドーソとFWギジェルモ・バロシュケロットを投入したボカは、徐々にボールを持つ時間が長くなっていった。迎えた77分、その投入された2人の連携でショートコーナーをつくると、期待の新星MFダニエル・ビロスがゴール前で合わせてボカが同点に追いついた。これで勢いに乗るかと思われたが、その2分後にMFネリ・カルドーソがオウンゴールを献上。ロサーリオに再びリードを許した。このまま終わるかに思われた試合の結末は、後半ロスタイムに変化をみせた。MFダニエル・ビロスが供給したラストパスをFWギジェルモ・バロシュケロットが押し込み、ボカが土壇場で引き分けとしたのであった。

 ボカ・ジュニオールスは、新監督にアルフィオ・バシーレを迎え、新しい一歩を踏み出した。何かと不幸の続いた昨季の汚名を返上すべく、MFグリエルミンピエトロやMFカシーニらを放出するなど荒療治を敢行。今のところ、これらの改革は良い方向に進んでいるようだ。今季はまだ2試合を終えたばかりではあるが、1勝1分と負けていない。今季のボカには、昨季とは違うところを見せてほしいものだ。

 ロサーリオ・セントラルは、先の後期リーグで健闘を見せ、ギリギリで来年のリベルタドーレス出場の権利を得た。久々の大舞台で良い結果を出すには、この前期でどのような成績を残せるかが重要になるのではないか。そのためには、FWパブロ・ビッティー、MFアンドレス・ディアスら主軸の活躍が欠かせない。

 その他の試合では、開幕で勝利を飾ったリーベルがアウェイでスコアレスドロー。昨季の後期王者ベレスは、アルヘンティノスにも敗れて開幕連敗を喫している。一方、昨季はふるわなかったサン・ロレンソは連勝。そして古豪インデペンディエンテは開幕連勝で首位に立った。

 写真; 終了間際に同点弾を決めたFWギジェルモ・バロシュケロット ( ボカ / 写真左 ) 。


アルゼンチン1部リーグ 2005-2006 前期第2節 (14/8/2005)
ボカ・ジュニオールス 2-2 ロサーリオ・セントラル
ロベルト・アボンダンシエーリ GK ファン・オヘーダ
ウーゴ・イバーラ
ローランド・スキアービ
ダニエル・ディアス
クラウディオ・モレル・ロドリゲス
DF ヘルマン・レオンフォルテ
ロナルド・ラルデス
ラミーロ・ファッシ
ヘルマン・リバローラ
ファビアン・バルガス
( ネリ・カルドーソ )
フェルナンド・ガーゴ
ダニエル・ビロス
フェデリコ・インスーア
( ギジェルモ・バロシュケロット )
MF パウロ・フェラーリ
アンドレス・ディアス
( リカルド・モレイラ )
ディエーゴ・カルガーロ
エミリアーノ・パパ
( )
ロドリーゴ・パラシオ
マルティン・パレルモ
FW ヘルマン・アレマンノ
( パブロ・ビッティー )
エマヌエル・ビージャ
ダニエル・ビロス 77
ギジェルモ・バロシュケロット 90
ゴール 01 ヘルマン・アレマンノ
79 ネリ・カルドーソ ( オウンゴール )
ダニエル・ディアス
ローランド・スキアービ
ネリ・カルドーソ
イエロー
カード
ヘルマン・リバローラ
パウロ・フェラーリ
レッド
カード
アリエル・クファーロ・ルッソ ( 監督 )
主審; アンヘル・サンチェス
スタジアム; ラ・ボンボネーラ ( ブエノスアイレス )
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