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Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜

ビラ・ベウミーロに愛され続けたラテラウ。 レオ、いざベンフィカへ。
2005年 サントスの主力放出 第2弾

 ブラジルが誇る名門サントスの主力として5年に渡り活躍してきたDFレオが、ベンフィカ ( ポルトガル ) へ移籍することが決定した。1月末を最後にシャフタール・ドネツク ( ウクライナ ) へと移籍したMFエラーノに続く、2005年のサントスの主力放出劇の幕が上がった。

 時は7月17日。DFレオが、ポルトガルの名門ベンフィカへの移籍を表明した。移籍金は非公開となっている。レオは、2000年のサントス加入以来、ずっと同クラブの左サイドバックを担ってきた。2002年には、MFヘナット、MFジエーゴ、FWホビーニョらとともにブラジル全国選手権を制覇。さらに、2004年にもDFアーバロス、MFファビーニョ、MFプレット・カーザグランジらとともに2度目の優勝を飾った。彼の攻撃的で熱い性格は、ビラ・ベウミーロのファンからも熱烈な支持を受けていた。

 今季も、サンパウロ州選手権で変わらない活躍を持続し、またコンフェデレーションズ杯では、ホベルト・カルロスの代役として遜色のない素晴らしいプレイを披露した。このコンフェデでのレオの姿に惹かれたのが、ベンフィカだったという。レオ本人も「30歳になったぼくの力を必要としてくれたのがベンフィカで嬉しいよ。今まではサントスのために頑張ってきたけど、これからはベンフィカのために100%のプレーをする」と、ベンフィカ入りに前向きなコメントを残している。

 レオの抜けたポジションには若手のカルリーニョスが台頭しているが、カルリーニョスがレオと同等の仕事をこなすには、まだ時間がかかるだろう。

 写真; セレソンの一角を担いつつあるDFレオ。名手ホベルト・カルロスのような存在にはなりうるのだろうか?

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