ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Primera Liga Ecuadoriana 2005 Apertura 〜エクアドル1部リーグ〜

最終節も余裕の快勝。リーガ・デ・キト、9度目のリーグ制覇!
前期第18節 リーガ・デ・キト 3-0 バルセローナ

 エクアドル1部リーグは、7月23〜24日に前期第18節が行われた。キト ( エクアドル ) のエスターディオ・カサブランカで行われた リーガ・デ・キト×バルセローナ は、DFネイセル・レアスコのゴールなどで3点を奪取したリーガ・デ・キトが、2年ぶり9度目のリーグ王者に輝いた。

 試合は、リーガ・デ・キトのワンサイドゲームだった。開始早々の5分にセットプレーからDFカルロス・エスピノーラ ( エクアドル代表 ) が頭で先制点をあげ、試合の主導権を握った。63分には、後半から投入されたFWフランクリン・サラス ( エクアドル代表 ) が追加点を叩き出すと、その5分後には左サイドからオーバーラップで一気に前線まで駆け上がったDFネイセル・レアスコが、ダメ押しとなる3点目を蹴りこんで勝負を決定づけた。
 相対するバルセローナは、今季3位と健闘したが、この日は自分たちのリズムをつくることもできずに敗れてしまった。

 リーガ・デ・キトは今年、コッパ・リベルタドーレスに出場。最激戦区と呼ばれたグループ2を2位で通過した。決勝トーナメントではリーベル・プレート ( アルゼンチン ) の前に涙を呑む結果に終わったが、MFパトリッシオ・ウルティア、FWガブリエル・ガルシアらが活躍するなど、実力の高さを証明するに充分なものを我々に見せてくれた。一方で国内リーグでは近年常に上位争いを演じているリーガ・デ・キト。この日は、エクアドル代表が揃い踏みでゴールを決める上々の試合運びを展開。余裕の快勝だった。

 この優勝によって、早くも来季リベルタドーレスの出場権を手に入れたリーガ・デ・キト。国内において絶対的な強さを誇る彼らを止められるクラブは、果たしてあるのだろうか。

 写真; ダメ押しとなる3点目を自らの足で決めたDFネイセル・レアスコ ( 写真左 , リーガ・デ・キト ) が、ペルー人のMFロベルト・パラシオス ( 10番 ) に駆け寄る。

ブログサイトマップ