元アルゼンチン代表MFマティアス・アルメイダ、古巣リーベル・プレートへ移籍。

　リーベル・プレートに、あの二枚目ボランチが帰ってきた。元アルゼンチン代表で今季はキルメスに所属していたMFマティアス・アルメイダが、古巣であるリーベル・プレートに移籍することが明らかになった。まもなくリーベルを離れるMFハビエル・マスチェラーノの代役として、来季はおおいに期待できそうだ。

　マティアス・アルメイダは、1973年12月21日生まれの32歳。名門リーベル・プレートに入り18歳でデビューを果たすと、1996年までリーベルに所属し、数々の栄光をチームにもらたした。1996年には、リベルタドーレス優勝にアトランタ・オリンピック準優勝と大活躍の一年を過ごした。彼の実力はやがて欧州にも知れ渡り、1996年夏にセビージャ ( スペイン ) に移籍。以後、ラツィオ、パルマ、インテルとイタリアのビッグクラブでチームの中心的存在として重宝された。
　代表としては、U-23 でアトランタ・オリンピック準優勝。Ａ代表では、1998年ワールドカップフランス大会および2002年ワールドカップ韓日共催大会に出場している。もはやサッカー好きの間では知らぬ者もいないだろう。

　アルメイダの最大の武器は、豊富な運動量だ。彼のスタミナは、元オランダ代表MFダーヴィッツにもひけをとらず、過去には「５つの肺をもつ男」という異名までついた。32歳になり、一時は現役引退を表明したがキルメスと契約して、再び現役復帰を果たすなど、年始から動きの多い2005年のアルメイダ。来月開幕予定の国内リーグで、彼はどんな活躍をみせてくれるのだろう。

　写真；　元アルゼンチン代表で、イタリアでも活躍したMFマティアス・アルメイダ。ベテランの彼には、マスチェラーノと同等の期待がかかるだろう。