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Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

一進一退の攻防はエンパテ。2nd.Leg はバンフィエールにやや有利か?!
準々決勝 1st.Leg バンフィエール 1-1 リーベル・プレート

 コッパ・リベルタドーレスは、6月1日に準々決勝 1st.Leg が行われた。ブエノスアイレスのエスターディオ・フローレンシオ・ソーラで行われた バンフィエール×リーベル・プレート は、両者一歩も譲らず 1-1 のエンパテ。勝負は 2nd.Leg に持ち越された。

 試合は、9分にMFマルセーロ・ガジャルドがゴールネットを揺らせ、アウェイのリーベル・プレートが先制。その後も、MFマスチェラーノ、FWダニエル・モンテネグロ、FWファリアスなどが立て続けにバンフィエール・ゴールを脅かした。ホームで無惨な試合を演じるわけにはいかないバンフィエールも、24分と26分にMFダニエル・ビロスが攻め上がってチャンスをつくるなど、リーベルと互角の試合を演じた。その彼らの気迫が後半に実を結んだ。前半から質の高い動きをみせていたMFダニエル・ビロスが、55分に同点弾を決めたのである。試合は、そのまま 1-1 で終了。両者の勝敗の行方は、次節に持ち越しとなった。

 バンフィエールは、現在国内リーグでリーベル・プレートと同じ勝ち点23の位置につけている。さも、リベルタドーレスに照準を合わせてきたかのように、徐々に調子を上げているのが見てとれる。当然ながら、彼らにとって大切なのは、国内リーグでなくリベルタドーレスだ。この試合では、リーベルにアウェイゴールを奪われたが、自分たちが次節にアウェイゴールを2点以上とれば、ベスト4への道は自ずと開けてくるのではないか。

 対するリーベル・プレートは、国内リーグで主力を温存するなど、すでにリベルタドーレス一本に絞っており、この日も当然ながらベストメンバーで臨んだ。しかしながら、決定機を何度も作りながら、勝ちきれなかったリーベル。次節は相手のアウェイゴールを頭に入れて試合を進めなければならない。この日は出場しなかったFWマルセーロ・サラスが次節で出場するかどうかが鍵になるだろう。

 次節 2nd.Leg は、6月16日。アルゼンチンはブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われる。

 写真; アウェイゴールを奪って、弱冠有利に立ったバンフィエール。

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