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Campeonato Brasileiro 2005 〜ブラジル全国選手権〜

かつてカンプ・ノウを魅了した“10番”、9年越しのサントス凱旋!
オリンピアコスのMFジオバンニ、古巣サントスへ移籍。

 現在、リベルタドーレスで準決勝の椅子をアトレチコ・パラナエンセと争っている名門サントスが、新たな戦力を補強した。サントスへ移籍を果たした選手は、オリンピアコス ( ギリシャ ) の10番、MFジオバンニ。この元ブラジル代表は、古巣でいったいどのような活躍をみせてくれるのだろうか。

 ジオバンニは、1972年生まれの33歳。柔らかいボールタッチと豊富な運動量で中盤を制覇するゲームメイカーだ。1994年にサン・カレンセでデビューすると、翌年サントスへ移籍。彼の名が知れ渡った1996年には、欧州ビッグクラブの激しい争奪戦の末、スペインの名門バルセロナへ移籍した。
 背番号10を与えられたバルセロナでは、FWアンデルソン ( 現ビジャレアル ) 、FWヒバウド ( 現オリンピアコス ) とともに「ブラジル・トリオ」と呼ばれ、UEFAカップ・ウィナーズ・カップを制するなど、異彩を放ち、カンプ・ノウのソシオを魅了した。
 1998年フランスW杯ではセレソンにも名を連ねたジオバンニは、オリンピアコスでの栄光を経て、この度、サントスに移籍することとなった。1996年夏にサントスを離れて以来、実に9年ぶりの古巣復帰となった。

 サントス入りを果たしたジオバンニは、早ければ6月12日のブラジル全国選手権第7節 ( 対フルミネンセ戦 ) からの出場もありえるとのこと。また、ホビーニョ、レオの離脱で危ぶまれているコッパ・リベルタドーレス準々決勝 ( 対アトレチコ・パラナエンセ戦 ) にも出場するかもしれない。
 かつてカンプ・ノウを湧かせた司令塔が、ビラ・ベウミーロを9年ぶりに熱狂の渦に巻き込むことはできるのだろうか?

 写真; 9年ぶりにサントスへと復帰したMFジオバンニ ( 元ブラジル代表 ) 。写真はオリンピアコス時代のもの。

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