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Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

最終節でゴラッソー連発! サントス、激戦のグループ2を堂々の1位通過。
グループリーグ第6節 グループ2 サントス 6-0 ボリーバル

 コッパ・リベルタドーレスは、5月11日にグループ2の第6節が行われた。サントスのビラ・ベウミーロで行われた サントス×ボリーバル は、ゴールを量産したサントスが、余裕をもってグループリーグを突破した。

 サントスの強さが存分に発揮されたワンサイドゲームになった。開始直後の2分にDFレオがあげたクロスをMFボービオが合わせて早速先制すると、守備的になったボリーバルのサイドを突いた、サントスの怒涛の猛攻が幕を開けた。13分にDFアーバロスが頭で合わせて追加点をあげると、42分にはコーナーキックからDFパウロ・セーザルもゴールを決め、前半だけで 3-0 の大量リードを奪った。全く手を緩めないサントスは後半もゴールを連発。58分MFヒカルジーニョ、70分FWバジーリオ、そして75分にはFWホビーニョのラストパスにFWデイビッジが合わせて完封勝利。合計6得点を叩きだし、堂々のグループ首位通過を決定させた。

 開幕戦、ラ・パスで敗れた借りを3倍以上で返したサントスはこの日、100点満点のベストゲームを作り出した。勝利のためにチーム一丸となり試合に集中していた彼らは、詰めかけたサポーターに最高のプレゼントを贈った。試合終了後も、ビラ・ベウミーロは熱狂に包まれていた。この調子が最後まで続くとは言い切れない。だが、今年のサントスは、MFジエーゴ、MFヘナット、MFパウロ・アウメイダらを擁した昨年にも引けをとらない活躍を我々に見せてくれそうだ。

 対するボリーバルは、この敗戦で3位に転落したため、グループリーグ敗退が決定した。昨年のコッパ・スダメリカーナのファイナリストとして、大きな期待が集まった今年のボリーバルだったが、この日はボールを支配され、前線は孤立し、全くいいところなく沈黙してしまった。

 グループ2のもう1試合 リーガ・デ・キト×ダヌービオ は、1-1 のドローに終わり、勝ち点1を加算したリーガ・デ・キトが、最後の最後でボリーバルを抜いてグループの2位を確保した。

 この結果、サントス ( ブラジル ) と リーガ・デ・キト ( エクアドル ) が、激戦のグループ2を突破した。
 決勝トーナメント1回戦は、5月18日に 1st.Leg が行われる。

 写真右上; MFボービオの背中に飛び乗って大喜びするFWホビーニョ。ゴールこそなかったが、チーム6点目をアシストするなど勝利に多大な貢献を果たした。
 写真左下; 2分、この日のゴールラッシュの口火を切ったMFボービオ。

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