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Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

リベルタドーレス常連の意地。メデジンの敗退はまだ早い。
グループリーグ第5節 グループ1 インデペンティエンテ・メデジン 2-0 アメリカ・デ・カリ

 コッパ・リベルタドーレスは、4月26日にグループ1の第5節が行われた。メデジンのエスターディオ・アタナッシオ・ギラルドーで行われた インデペンティエンテ・メデジン×アメリカ・デ・カリ は、終盤で逆転に成功したインデペンティエンテ・メデジンがアメリカ・デ・カリを下して、暫定ながらもグループ1の首位に躍り出た。

 試合は、主導権を握り続けたインデペンティエンテ・メデジンが、35分にFWディエーゴ・アルバレスのゴールで先制すると、60分にはMFダビド・モントージャが追加点をあげて、アメリカ・デ・カリを完封。今季のリベルタドーレスでのインデペンディエンテ・メデジンとしては、ベストとも言える完璧な試合を演じてみせた。インデペンディエンテ・メデジンは勝ち点も7に伸ばしたことでグループリーグに望みをつないだ。

 この日負けるとグループリーグ敗退が決定してしまうインデペンディエンテ・メデジンは、背水の陣で試合に臨んだ。リーグ戦で力を温存し、リベルタドーレスのためにベストメンバーを揃えた。そんなペドロ・サルミエントロ監督の気迫が乗り移ったかのように、選手一人一人のプレイにもただならぬ気合いがうかがえた試合だった。グループ最終節は、敵地コリチーバに乗り込んで首位のアトレチコ・パラナエンセと戦わなければならない彼らにとっては決して安心などできるはずもないが、勝てば逆転でグループリーグ突破を決められる次節。リベルタドーレス常連のインデペンディエンテ・メデジンにとって次節が負けられない試合になることは必至である。

 一方、この日の敗戦で連敗を喫したアメリカ・デ・カリ。予備戦を含む開幕5連勝はいつの日のことか、そう問いたくなるほど調子を崩している。第4節のアトレチコ・パラナエンセ戦での逆転負けが、いまだに尾を引いている。現在は2位をキープしているものの、このまま復調の見込みがないようだと、グループリーグ敗退の可能性も高くなる。アメリカ・デ・カリにとっても次節は正念場になるだろう。

 グループ1の最終節2試合は、5月10日に行われる。すでに敗退が決定しているリバルター ( パラグアイ ) 以外の3チームの運命は、この日に決まる。

 写真; 35分に先制ゴールをマークしたFWディエーゴ・アルバレス ( インデペンティエンテ・メデジン ) 。

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