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Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

マルセーロ・サラス、ハットトリック! リーベル、満を持して準々決勝へ。
決勝トーナメント1回戦 2nd.Leg リーベル・プレート 4-2 リーガ・デ・キト

 コッパ・リベルタドーレスは、5月26日に決勝トーナメント1回戦の 2nd.Leg が行われた。ブエノスアイレスのエル・モニュメンタルで行われた リーベル・プレート×リーガ・デ・キト は、FWサラスのハットトリックなどで、リーベル・プレートが大勝。逆転で、準々決勝へと勝ち進んだ。

 試合は、リーベルが主導権を握って試合をコントロールしていた。開始早々、6分にFWマルセーロ・サラスが先制ゴールを叩き込むと、11分には焦り始めたリーガ・デ・キトの守備のほころびから、またもFWマルセーロ・サラスが2点目となるゴールを決め、前半を 2-0 で折り返した。
 負けられないリーガ・デ・キトも、後半開始早々の46分にMFロベルト・パラシオスが1点を返して、反撃ののろしをあげた。だが、その直後の47分にFWマルセーロ・サラスが、この日3点目となるゴールを決めてハットトリックを達成。59分にもMFルイス・ゴンサーレスが追加点をあげて、試合を決定づけた。
 リーガ・デ・キトは、66分にDFカルロス・エスピノーラがゴールを決めるも、2試合合計 4-5 でリベルタドーレス敗退が確定してしまった。

 1st.Leg を 1-2 で落としていたリーベルは、背水の陣で試合に臨んでいた。誰よりも強い気迫を持っていたのがチリ代表FWのサラスだった。勝利という目標に向かってイレブン全員がひとつにまとまっていたからこその、ベスト8進出。決勝までの道筋は、どうやら明確に見えているようだ。

 対するリーガ・デ・キトは、善戦するも敗退するという厳しい現実を突きつけられた。この試合の結果が、仮に 4-2 でなく 4-3 であれば、アウェイゴール・ルールでリーガ・デ・キトがベスト8に進出できたのである。終盤には、FWハイロ・パティーニョらを投入して、前がかりになったが、あと1点に泣く結果になってしまった。実に悔しい敗退であろう。

 ベスト8に進出したリーベルは、準々決勝で同じブエノスアイレスの強豪バンフィエールとあたることが決定。「クラシコ・アルヘンティーノ」は、きっと壮絶な戦いになるだろう。

 写真; ハットトリックを達成して、チームをベスト8へと導いた殊勲者FWマルセーロ・サラス ( 写真左 ) 。リーガ・デ・キトはこの男一人に打ちのめされた。

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