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Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

デルガード、値千金の同点ゴール! ボカ有利で 2nd.Leg へ。
決勝トーナメント1回戦 1st.Leg アトレティコ・フニオール・デ・バランキージャ 3-3 ボカ・ジュニオールス

 コッパ・リベルタドーレスは、5月17日に決勝トーナメント1回戦の 1st.Leg が行われた。バランキージャ ( コロンビア ) のエスターディオ・メトロポリターノで行われた アトレティコ・フニオール×ボカ・ジュニオールス は、ボカが試合終了寸前で同点に追いつき、3-3 のドローに終わった。

 試合は、7分にセットプレーからDFローランド・スキアービが合わせてアウェイのボカが先制したが、10分にMFオマール・ペレス、14分にはFWマルティン・アルスアーガ、さらに36分にFWエメルソン・アクーニャと、アトレティコ・フニオールが26分間で3点を奪取し、形成を逆転させた。なかなかいい形を作れずにいたボカだが、それでも気持ちが切れることなく後半に臨んだ。58分にFWロドリーゴ・パラシオのゴールで1点差に追いつくと、後半ロスタイムにFWマルセーロ・デルガードが値千金の同点弾を叩き込んで、3-3 のドローに持ち込んだ。

 アトレティコ・フニオールにとっては、貴重な勝利を逃した形になってしまった。中盤を狭めて相手に余裕を与えない、バランスのとれた戦術で完全に主導権を握っていた。先制されたものの前半を 3-1 。そして試合終了直前までそのリードは守られていたはずだった。それだけに、この試合で「勝ちきれなかった」のは非常に痛い。

 一方、ボカは有利な状況で 2nd.Leg を迎えられそうだ。決定機も思うように作れず四苦八苦だったが、それでも最後まで諦めなかった。決勝までどの試合も気が抜けない決勝トーナメントでは、いかにして負けないかが鍵になる。終盤に投入されたFWギジェルモ・バロシュケロット、FWマルセーロ・デルガードの2人も素晴らしい働きをみせた。3点ものアウェイゴールを奪った事実は、間違いなくボカに有利に働くだろう。

 写真; 試合終了直前に同点に追いついたボカ。ピッチでは、殊勲者のFWマルセーロ・デルガードを中心に輪ができていた。

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