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Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

ホビーニョ、大活躍の2ゴール! 逆転勝利でサントス2位に浮上。
グループリーグ第4節 グループ2 サントス 3-1 リーガ・デ・キト

 コッパ・リベルタドーレスは、4月6日にグループ2の第4節が行われた。ビラ・ベウミーロで行われた サントス×リーガ・デ・キト は、FWホビーニョの2ゴールなどでサントスが逆転勝利をおさめた。

 先制したのはリーガ・デ・キトだった。開始早々の2分に、MFパトリッシオ・ウルティアがGKエナオの脇を抜けるシュートを決めて先制。さらにその5分後にも決定機を迎えるなど、序盤はリーガ・デ・キトのペースで試合が進んでいた。出鼻をくじかれたサントスに、ビラ・ベウミーロは一時騒然となった。だが、MFヒカルジーニョがゴールの左ポストに当てる惜しいシュートを放った14分を境に、サントスは息を吹き返した。21分、MFヒカルジーニョからのパスにFWホビーニョがうまく合わせて同点に追いつくと、後半開始早々の48分にMFヒカルジーニョがゴールを奪って逆転に成功。さらに、61分にはFWホビーニョが左からドリブル突破を仕掛けて自身2点目となるゴールをゲット。リーガ・デ・キトを黙らせた。

 前節、苦手の高地で苦杯を舐めさせられたサントスにとってリベンジとなったこの試合、サントスは周囲の期待に応えるにふさわしい質の高いサッカーを披露した。GKエナオは失点以降、本領を発揮して好セーブを連発。前線ではFWホビーニョが2得点をあげるなど、攻守ともにうまく機能した。グループリーグ突破のために負けられなかった試合で、勝ち点3を得た意味は非常に大きい。

 対するリーガ・デ・キトは、序盤を除くとほぼ防戦一方の展開に追いやられていた。何度か作ったチャンスもゴールには至らず、時間が経つに連れてビラ・ベウミーロの異様な空気に呑まれていった。途中から投入された頼みの綱、FWフランクリン・サラスにも目立った活躍は見られなかった。

 写真; 61分、決勝点をあげたFWホビーニョ ( サントス ) が、サポーターに己の背番号をアピールする。

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