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Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

今年は本気モード! セロ・ポルテーニョ、完勝で首位に立つ。
グループリーグ第4節 グループ4 デポルティーボ・タチーラ 0-3 セロ・ポルテーニョ

 コッパ・リベルタドーレスは、4月19日にグループ4の第4節が行われた。サン・クリストーバルのエスターディオ・プエーブロ・ヌエーボで行われた デポルティーボ・タチーラ×セロ・ポルテーニョ は、セロ・ポルテーニョがアウェイで 3-0 と圧倒。パウメイラスを抜いてグループ4の首位に浮上した。

 FWジオバニー・ペレーサ ( セロ・ポルテーニョ ) の活躍がひときわ光った。試合は、前半こそホームのデポルティーボ・タチーラが押していたが、41分にMFダニーロ・アセーバルのゴールで、セロ・ポルテーニョが先制。この先制弾を契機に勢いにのったセロ・ポルテーニョは、後半にもFWジオバニー・ペレーサらのゴールで2点を奪取した。デポルティーボ・タチーラには付け入る隙も与えない完璧な勝利だった。

 ホームのデポルティーボ・タチーラは、ここ数年のリベルタドーレスでは常連となっているベネズエラの雄である。昨年のリベルタドーレスでも決勝トーナメントに進出するなど、着実に実力を伸ばしてきたチームのひとつだった。だが今年は、ここまで1勝3敗とリズムにのれていない。まだ決勝トーナメント進出の可能性がついえたわけではないが、ホームでの大敗にサポーターの間では、なかば諦めムードが漂っているという。

 かたや、2年ぶりのリベルタドーレス出場を果たしたセロ・ポルテーニョは、どうやら本気モードのようだ。2002年はグループリーグで勝ち点10を得ながらも、3位で敗退。2003年には決勝トーナメント1回戦で、PK戦の末インデペンディエンテ・メデジンに敗れるなど、苦杯を舐めさせられてきた。いつも質の高いサッカーをしながらも敗れ去ってきたが、今年はグスターボ・コスタ監督の下、攻撃的なサッカーを披露している。現在、2位パウメイラスに勝ち点差3をつけてグループ首位に立つセロ・ポルテーニョ。本気モードに入っている今の好調ぶりを持続できるなら、決勝トーナメントでも暴れまわりそうだ。

 写真; MFカルロス・ムーニョス ( デポルティーボ・タチーラ / 写真右 ) のプレスを振り切って、ドリブル突破に成功したMFインカ ( セロ・ポルテーニョ / 写真左 ) 。

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