W杯南米予選のブラジル代表　招集メンバー発表

　ブラジル代表監督のカルロス・アウベルト・パヘイラ氏は、3月26,29日に行われるW杯南米予選に向けた代表メンバーを発表した。

GK ジーダ　　( ACミラン所属 ) マルコス　　( パウメイラス所属 ) DF カフー　　( ACミラン所属 ) マイコン　　( ASモナコ所属 ) ホベルト・カルロス　　( レアル・マドリー所属 ) グスターボ・ネーリ　　( コリンチャンス所属 ) フアン　　( バイヤー・レーファークーゼン所属 ) クリス　　( リヨン所属 ) ルッシオ　　( バイエルン・ミュンヘン所属 ) ルイゾン　　( ベンフィカ・リスボン所属 ) MF エメルソン　　( ユベントス所属 ) ゼ・ホベルト　　( バイエルン・ミュンヘン所属 ) ジュニーニョ・ペルナンブカーノ　　( リヨン所属 ) カカー　　( ACミラン所属 ) アレックス　　( フェネルバフチェ所属 ) マグロン　　( パウメイラス所属 ) ヘナット　　( セビージャ所属 ) FW ホナウド　　( レアル・マドリー所属 ) ホナウジーニョ・ガウーショ　　( バルセロナ所属 ) アドリアーノ　　( インテル・ミラノ所属 ) ホビーニョ　　( サントス所属 ) ヒカルド・オリベイラ　　( ベティス所属 )

　現在予選首位を宿敵アルゼンチンに奪われての２位ブラジル。 連戦となる第12〜13節で勝ち点６を計算している同代表には、 国内から４人が名を連ねた。この数字は、最近のセレソンではきわめて多いものである。
　前回の南米予選第11節 ( 2004年11月 ) と比較して変わった点を挙げるとするなら、 DFホッキ・ジュニオール ( バイヤー・レーファークーゼン ) 、 DFベレッチ ( バルセロナ ) らが選考漏れしたことと、 先の香港戦で２ゴールをマークしたFWヒカルド・オリベイラ ( ベティス ) をはじめ、 DFグスターボ・ネーリ ( コリンチャンス ) ら 所属クラブで最近調子の良い選手が選ばれたことが、大きな変化と言えるだろう。

　パヘイラ監督は普段ブラジル国内で生活しており、 肉眼なり映像なりで目にすることができるのは、 南米および西欧にいる選手に限られている。 そのため、ウクライナのシャフタール・ドネツクへ移籍したMFエラーノが 代表に選出されなかったのは、致し方ないことである。 仮にエラーノが今もサントスに残っていれば、代表に選出された可能性はあったと言えよう。