ここは、南米サッカーサイトです。   ブログサイトマップ

Copa TOYOTA Libertadores 2005 〜コッパ・リベルタドーレス〜

ラ・ボンボネーラに歓喜を。ペルー王者を黙らせたボケンセの大声援。
グループリーグ第2節 グループ8 ボカ・ジュニオールス 3-0 スポルティング・クリスタル

 コッパ・リベルタドーレスは、3月2日にグループ8の第2節が行われた。ラ・ボンボネーラで行われた ボカ・ジュニオールス×スポルティング・クリスタル は、ホームの大声援を背にボカが勝利を飾った。

 今年のリベルタドーレスでは初のホームゲームとなったボカを見るべく、ラ・ボンボネーラに足を運んだボケンセの総数は4万人を優に超えていた。第1節では引き分けたボカに対して、勝利を飾り首位に立っているスポルティング・クリスタル。どちらにとっても負けられない試合の運命を、観客は「コーヒールンバ」の大合唱とともに見守った。

 終始相手を圧倒したボカは、16分にFWマルティン・パレルモのゴールで先制すると、29分にはパウメイラスより移籍のDFバイアーノが、65分には再びFWパレルモがゴールを奪い、終わってみれば 3-0 とボカのワンサイドゲームになった。FWテベス、MFカンヘーレなど主力も数人放出したボカだったが、この日の試合に限れば不安要素は多くない、いい状態にある。新加入のバイアーノはDFながらも持ち前の得点力で、昨年のブラジレイロンと同様の活躍をしており、また元ACミランのMFアンドレス・グリエルミンピエトロは、攻守にアクセントをつける意味で非常に効果的な役割を果たしていた。

 一方、ペルーからの刺客スポルティング・クリスタルには、まったくいいところがなかった。85分には唯一の決定機も訪れたが、GKアボンダンシエーリの好セーブによりゴールならず。パスがつながらないなど連携ミスも多く目立っていて、第1節とは別のチームになっていたかのようだった。

 この勝利で勝ち点を4に伸ばしたボカは次節、メキシコに乗り込んでパチューカと対戦する。アウェイでどこまで勝ち点を伸ばせるか、ボカにとってパチューカ戦は正念場になるかもしれない。

 写真; FWキンテーロス ( 写真右;スポルティング・クリスタル ) のもつボールを追うMFマテジャン ( 写真左;ボカ ) 。

ブログサイトマップ