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Campeonato Brasileiro 2004 〜ブラジル全国選手権〜

ファービオ・バイアーノ 値千金の決勝ゴール!
第32節 コリンチャンス 1-0 ゴイアス

 ブラジル全国選手権は、9月24〜26日に第32節が行われた。サンパウロのパァエンブーで行われたコリンチャンス×ゴイアスは、多少ラフプレイの目立つ中、コリンチャンスが接戦を競り勝った。

 不調のジョをはずして、アウベルトとジウの2トップで試合に臨んだコリンチャンスだったが、それでも決定力不足は解消されず、苦しい試合展開を余儀なくされた。そんな不穏な空気を振り払ったのが、MFファービオ・バイアーノだった。フラメンゴやグレーミオで活躍しながらサンカエターノでは振るわなかった苦労人の豪快なミドルシュートが、コリンチャンスを救う一発になった。88分、試合終了間際の劇的な勝利で、コリンチャンスは勝ち点3をものにしている。
 一方、健闘しながらも敗れたゴイアス。現在ゴールランキングトップのアレックス・ジーアスや、日系三世の点取り屋ホドリーゴ・タバタら好調な選手を中心に、多彩な攻撃をしかけたが、最後の一押しが足りなかった。この敗戦により3位から5位に後退。ゴイアスのリベルタドーレス出場権獲得も微妙になってきた。


 ほか、首位のサントスは、格下のビットーリアを4-1で一蹴して首位を堅守。同勝ち点2位のアトレチコ・パラナエンセもフラメンゴを下したため首位戦線は依然デッドヒートのままだ。また、少し調子が落ちかけていたパウメイラスは、ヒオヂジャネイロに乗り込み、波に乗れないバスコ・ダ・ガマを粉砕。名門ボタフォゴはパラナー相手に4-3と競り勝った。現在不調のグレーミオはサンパウロ相手に2-1と競り勝ったものの、依然降格圏内からは脱出できていない。


 写真右上; 88分、豪快なシュートを放ったファービオ・バイアーノ(MF;コリンチャンス)。
 写真左下; 89分、ゴールを決めたファービオ・バイアーノ(MF;コリンチャンス)に駆け寄って抱き合うコリンチャンス・イレブン。

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