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Campeonato Brasileiro 2004 〜ブラジル全国選手権〜

ポンチ・プレッタ 首位と同勝ち点の上位につけてシーズンを折り返す。
第22節 インテルナシオナウ 2-1 ポンチ・プレッタ

 ブラジル全国選手権は8月7,8日に第22節が行われた。今季素晴らしい躍進を遂げているポンチ・プレッタは同節、ベイラ・ヒオに乗り込んでインテルナシオナウを2-1で下し、順調に勝ち点を伸ばした。

 試合は開始からポンチ・プレッタがホームのインテルを押して試合を進めていた。だが前半は両者ともゴールが決まらないままハーフタイムを迎えた。迎えた後半開始早々の2分にMFリンドマールが決めてポンチ・プレッタが先制。キーパーをペナルティエリア手前までひきつけて浮かせた鮮やかなループシュートだった。さらに、後半11分に右WGアンドレ・クーニャがペナルティエリア内で粘って角度のないところからゴールを決めた。後半28分にMFエウデール・グランジャ(インテルナシオナウ)に1点を返されるが、2-1で逃げ切り、勝利を収めた。

 昨年は降格争いを演じていたポンチ・プレッタ。さして目立ったスタープレイヤーはいないが、今年は前向きに闘う気持ちが選手に根づいており、チームとしても全員がしっかり機能している。いわゆる「勝てるチーム」に変貌したことが、好調の主たる要因であろう。続く第23節もエジウソン(元柏レイソル)を擁するビットーリアを1-0で下し、シーズンの上半期を首位と同勝ち点で折り返している。優勝の可能性も充分に残っており、ポンチ・プレッタとしては今の調子を崩さないようにしたいところだ。

試合後のマルクス・ヴィニシウス(ポンチ・プレッタ)のインタビュー
 絶対に勝ちたいとは思っていたけど、アウェイでインテルに勝つのは簡単じゃないんだ。だから勝てて嬉しかったね。今日はマークも徹底できたし、ボールも支配できた。いいパフォーマンスをサポーターに見せることができてホッとしたよ



 その他の試合では、首位サントスがサンカエターノに敗れた。だが、上位のサンパウロ、ゴイアスなども負けたため、サントスはかろうじて首位の座を守った。最下位だったフラメンゴは、5試合ぶりの勝利をあげて、とりあえず最下位は脱出したものの、依然降格圏内をさまよっている。

 写真右上; 47分、MFリンドマールのループシュートが決まり先制(上)。
 写真左下; 56分、2点目を決めたMFアンドレ・クーニャを祝福するポンチ・プレッタのイレブン。
 写真右下; 試合後インタビューに応えるDFマルクス・ヴィニシウス(ポンチ・プレッタ)。

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